2012年3月5日月曜日

八日目の蝉

蝉は地上に出て七日間しか生きられない。

八日目の蝉は一人残されて絶望に生きるのか。

否、八日目の蝉は他の蝉よりも新しく違った世界を

見ることが出来るのだから、その世界は

目を瞑って拒絶する程悪いものではない。

先日「第35回日本アカデミー賞」において

最多10部門受賞を獲得した映画「八日目の蝉」。

今回はその映画ではなく、原作の小説を読んだ。

自分の子供を産めなかった女、その女に誘拐された子、

その子の両親、それぞれが繋がっていく過程で生まれる

憎悪や嫉妬、悲しみ、そして愛。それらがそれぞれの目線で

描かれている。スリリングな部分と、心温まる部分が共存し、

非常に面白かったし、つながりの大切さや

物事にぶつかる事で分かる大切な事を教えられた。

良い本は心を豊かにしてくれる。

今後は小説はお休みして、実務の通勤時間を実務の勉強に

あてていきたい。

2 件のコメント:

キサバニー さんのコメント...

実務とは?

nepal さんのコメント...

語学、会計、マーケ、ビジネス思考、あとは哲学的な要素も勉強したい(^^)