蝉は地上に出て七日間しか生きられない。
八日目の蝉は一人残されて絶望に生きるのか。
否、八日目の蝉は他の蝉よりも新しく違った世界を
見ることが出来るのだから、その世界は
目を瞑って拒絶する程悪いものではない。
先日「第35回日本アカデミー賞」において
最多10部門受賞を獲得した映画「八日目の蝉」。
今回はその映画ではなく、原作の小説を読んだ。
自分の子供を産めなかった女、その女に誘拐された子、
その子の両親、それぞれが繋がっていく過程で生まれる
憎悪や嫉妬、悲しみ、そして愛。それらがそれぞれの目線で
描かれている。スリリングな部分と、心温まる部分が共存し、
非常に面白かったし、つながりの大切さや
物事にぶつかる事で分かる大切な事を教えられた。
良い本は心を豊かにしてくれる。
今後は小説はお休みして、実務の通勤時間を実務の勉強に
あてていきたい。
2 件のコメント:
実務とは?
語学、会計、マーケ、ビジネス思考、あとは哲学的な要素も勉強したい(^^)
コメントを投稿