2012年2月20日月曜日

BoomがBrandになる時

(動画は韓流アイドル Super Junior)

2003年頃起こった「第一次韓流ブーム」

当時流行したのは「冬のソナタ」やペ・ヨンジュンさんだった。

日本国内の経済効果は2000憶円以上、韓国は1000憶円以上

だったという。当時の自分にとって、とりわけ若い世代にとって

韓流スターはどちらかというと「中高年のおばさま」が追いかけるもの

というイメージが強かったように思える。

そして2011年、2012年と起こっている「第二次韓流ブーム」。

その火付け役となっているのがKARAや少女時代、東方神起や2PM

等の韓流アイドルという事は間違いなく、今回のブームでは

若い世代の女性がブームの流れの中心にいると思う。





今や新大久保は韓流ブームの「聖地」であり、新大久保駅から高架をくぐり

少し歩けば、そこは熱気で溢れた異国の地の様な雰囲気で、

大通り沿いには多くの飲食店やアイドルのグッズを売るお店、

食料品店やコスメを取り扱う店でごった返している。

自分もお店に入ってみたが、若い女性が目を輝かせて

アイドルの写真やグッズを買ったり、韓国フードやコスメを買いあさっている。

今流行の「カタツムリクリーム」や「毒蛇クリーム」も売れ筋は好調らしい。

化粧品販売で、というよりも韓国のマーケティングでは流行のアイドルを

モデルに起用するケースが多く見られ、商品とアイドルとの相乗効果で

さらにブランド認知度を高めている。

そこで思う事は、「モノが売れない時代」において、ここまで韓国の

関連商品が売れまくっている理由は、「韓流」という流行りが

すでに「韓国=クール」というブランドイメージとして定着している

からなんだろうな、と思った。

町に出れば「○○%オフ」や「激安」「衝撃プライス」等が目に入り、

それもすでに陳腐化の道を辿っているようにも思える。

やはり大切なのはいかにお客さまの心に「ブランド」を持つ

喜びを届けられるか、そのブランドを創れるかなんだと再確認出来た。

また、そのブランドを創る構成要素の一人に社員である「自分」

も入っている事を念頭に、ブランド価値向上に貢献したいと感じた。

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