2011年11月24日木曜日

2011年11月18日金曜日

In a way, Life is like a situation at the station


今朝込み合う駅の中、人ごみをすり抜けて進んでいる時にふと気付く。

流れに沿って歩いて行けば、いつか目的地に着くけれど
そこに自分の意思は無く、人の波に流されてその一部になっていく。

渦の中にいる事が心地よいように、又はそこから出る事を諦めて
しまったかのように互いを模倣し合っている。

流されない為の一番の手段は、単純に自分からアクションを起こし
流れから抜け出す事。

不満を抱く人は、環境が変わらないと嘆き、
希望を持つ人は、環境を変えられると信じる。

一日一日「意志のある一歩」を踏み出せたらと思う。

2011年11月16日水曜日

2011年11月4日金曜日

名より実を取る

最近小説を読む機会が増えている。

ある先輩に借りた「マスカレードホテル」というサスペンスものの小説が

かなり面白くて、ハマってしまった。この年まであまり小説を読んでこなかった

自分に少々後悔しつつも、良い小説は人の心を浄化してくれたり、

迷った時に道を照らしてくれたり、時には哲学書みたいに生き方の

ヒントを教えてくれたりする事が分かってきた。






最近読んだのがこの2作品、「神様のカルテ」「舟を編む(まだ途中)」

この中で自分の心に突き抜けるような部分が2つある。

【神様のカルテより】:主人公の栗原一止が先進医療を学べる大学病院に行くチャンスを断り、現在働く野戦病院のような地方病院で己の身を捧げるという結論を出した時の一言

思えば人生なるものは、特別な技術やら才能やらをもって魔法のように作り出すものではない。人が生まれおちたその足下の土くれの下に、最初から埋もれているものではなかろうか(中略)~そこかしこに埋もれる大切なものどもを、丁寧に丁寧に掘り起こしてゆくその積み重ねもまた人生なのだ。

人には元々自分に与えられた使命があって、その使命に気付かない為に

足元を見ずに背伸びをして遠くばかり見てしまう。一度立ち止まって

自分は何のために働いているのか、どのような姿でありたいのかを

考える事も大切だと感じる。

【舟を編むより】:辞書編集部に所属し、何事も熱くなれず「ほどほどに」仕事をこなす西岡(サブキャラクター)が最後に自分の役割を悟った時の一言

教授のように、いい加減な仕事をして辞書に形だけ名を刻むのではなく、俺はどの部署へ行っても、「大渡海」編纂のために全力で尽くそう。名前など残らなくていい。編集部に在籍した痕跡すら消え去って、「西岡さん?そういえば、そんなひともいましたっけ?」と言われるとしても、かまわない。大切なのは、いい辞書ができあがることだ。すべてをかけて辞書を作ろうとするひとたちを、会社の同僚として、渾身の力でサポートできるかどうかだ。

アインシュタインが「偉くなるより、価値のある人間になりたい」といったように

人が幸せだと感じるときは肩書や地位を与えられた時よりも、自分の好きな

事を見つけ、それが人の役に立ち、社会に価値を与え、自分の仕事に対して

情熱と誇りを持って臨んでいる時なんだろうな、と思う。

これから何が起こるか分からないし、良い事ばかり起きる訳じゃないけど、

その中で自分の役割を果たそうと一生懸命頑張る。

自分もそんな「名より実を取る」人間でありたいと思う!