2012年12月31日月曜日

2012年を振り返って

2012年も残り僅か。今年を少し振り返ってみる。

2012年のテーマは「挑戦」だった。4年目としての意識を持ち、

1つでも会社の中で変化を生み出す存在になるという事。

そしてプライベートではフルマラソンに挑戦する事が自分の目標だった。


まずは仕事の振り返り。

まずは「自分一人では何も出来ない」という事を改めて

痛感した1年だった。チームとして自分の「役割」を明確にし、

その責任をきちんと果たす事が重要だと感じるようになった。

まずは、自分に与えられた責務を果たす。その中で

チーム全体を動かしていく中心となるのが営業だと学んだ。

まだまだ、通年を計画通り活動出来ない部分、

会社のルールの中での仕事の徹底が出来ていない等の課題は

あるものの、良かった点は、「深いつながりを構築出来た店を持てた」

 という事だ。正直自分以上にそのお店に貢献した営業はいないと

思うし、それだけ自分も動いたつもりでいる。

結果として自分が営業で良かったと、得意先さまからもチームのメンバーからも

言って頂ける事が出来た。

「想いを持ち、熱意を持って、真摯に、スピードを持って対応する」

という基本中の基本をしっかりやる事の重要性を改めて感じた。

10月に新しオフィスに移動し、また新しい上司の下勉強させて頂いている。

今のチームでは一番若手だけれど、その中で自分の役割を明確にし、

それを遂行する事、そして組織人として組織がうまく回るような動きを

する事が自分にとって重要ではないかと思う。

2013年は自分にとって大きな変化がある年だと思う。

絶対に海外の分野に挑戦しようと決めている。

その為の準備をこの休みの間に整えていこう。


プライベートでの目標だったフルマラソンは、先日のホノルルマラソンで

達成する事が出来た。繁忙期でチームに迷惑をかけたけれど、

行って本当に良かったと思う。自分の視野がすごく広がった良い経験だった。


2013年はどんな年にしたいのか、もう少し時間をかけて考えたい。

そして2013年も今年同様、自分にとって実りある年にしたいと思う。

外大ワークショップ

先日12月22日に外大のワークショップに参加した。

これで大学4年から、4年間連続での参加となる。

今回のイベントは自分達のWSに参加してくれた後輩が、

その想いを引き継いで企画してくれたものだった。

12月という繁忙期の為、行くかどうかを迷ったが、

後輩が困っている時に助けるのが先輩だろうし、

自分の「原点」に帰るという意味でも、参加しようと決意した。


当日の卒業生の参加者は28人、在校生は160名程だった。

中心となるのは2年生と3年生だったので、留学の話や

就職活動の話を中心に行った。

やはり今の時代、就職氷河期と言われている為だろうか、

就職活動に不安を持っている学生が多かったのが印象に残っている。

自分の時代とは違うかもしれないけれど、外大で学んだ事に自信を

持って臨めば結果は付いてくる事を学生には伝えた。

振り返ってみると、自分は恥ずかしながら自信満々で就職活動に臨んだ。

「自分を採用してくれたら、絶対に会社に貢献できる」という確信があった。

それは社会人1年目で見事に打ち砕かれる訳だけれど(笑)、

就職活動の時は、その位思い切って自信を持った方が良いと思う。


1人でも多くの学生が今回のワークショップで自信を付け、自分の軸を持ち

良い結果を得る事を望んでいる。

そして自分も、夢を持つ学生や、熱い卒業生に刺激を受けて

非常に良い経験になったと感じている。

今後もこのような機会があれば協力したいし、自分でも発信出来ればと思う。


その前に、自分が実社会で結果を残すのは大前提である。



Honolulu Marathon 2012

12月5日~12月10日までホノルルマラソンツアーに行ってきた。

1年前から計画していた事だったけれど、まさか本当に自分が

ホノルルマラソンに参戦するなんて想像出来なかった、それが現実になった。

目標は大きく持ち、行動することで実現する事を再確認した。

【12月5日 Departure】
仕事を早めに切り上げ、羽田に向かう。23:55発の飛行機に乗る為に21:00には

空港に到着していた。たかと、まいこちゃんと合流するが、まだまだ実感はわかない。

ハワイアン航空のCAさんは男性も含まれ、アロハシャツを着ていた。

他のエアラインとは違うサービスや雰囲気に少々驚いた。

ここで出会ったビール「Primo」に今後ハマっていくこととなる。

【12月6日 Arrival】
ホノルル着。その暑さに驚く。とにかく暑い。セーターを着ていられなかったので

その場で服を着替える。HISのカウンターで受け付けを終わらせ(今回はHIS

のツアーとして参加していた)、2Fへ。バスに乗り込み、コンベンションセンターへ。

まずはHISスタッフ、コーチ陣からの挨拶。マラソン女子代表だったかたや、

全日本女子トライアスロン優勝者等、輝かしい経歴を持つ人ばかり。

どんどんワクワクしてくる。その後、チョコレートやナッツ等のお土産を先行購入。

現地ツアー申し込みやWIFIの申し込みを済ませた。

コンベンションセンターの1Fではゼッケンの受け渡しを行い、

その足で様々なブースを見て回る。そこで出会ったおじさんに、瞬時に自分に

合ったサングラスを選んでもらい即購入(20ドル)。

時差はあまり感じなかった。機内調整がうまくいったのか?

その後、近くにあるショッピングモールへ(日本の数倍の広さ、さすが)。

 その途中で、自分の前のチームで一緒だったHOSさんと出会い、

こんな出会いもあるのかと驚く。

SMでは自分は水着、たかとはセーター、まいこちゃんは会社の方々への

お土産をそれぞれ購入した。SM内で露店を構えていたイスラエル人

の女社長のパワーに負けて、死海の塩を使用した美肌クリームを購入。

日本人はこのような押しに弱いなーと半ば自分でも可笑しくなって

きたけれど、「売る」という行為の本質を見た気がして、勉強になった。

その後、コンベンションセンターに戻るも、ホテル行きのバスはすでに無く、

帰る為にトロリーバスを探すことに。近くのドンキホーテ(ホノルルにもあります!)

の裏路地にて待つ。バスの時刻表は無く、壁に打ち付けてある看板しかない。

20分ほどトロリーを待って、その後ホテルに到着。チャックインを済ませ、

明日に備えて寝ることに。しかし、3人泊まるのにベッドが1つ足りない。

これはいけないとフロントに交渉し、簡易ベッドを手配してもらった。

やれやれこの先どうなってしまうのか。

ホテルでのPrimoは美味しかった。

【12月7日 この木なんの木~North Shore】
そもそもバスの乗り方が分からない!分かりにくい!$2.5で1回乗れて

2時間以内のtransferは無料という良いシステムだった。

通りで迷う自分達を助けてくれたのは、スタンさんという宝石店で働くおじさん

だった。今回の旅ではこのような良い人達に色々と助けてもらいながら

順調に目的地へと行く事が出来た。感謝感謝です。

無事目的地のモアナルアガーデンに到着した。

「この木なんの木」通称日立の木はそれはそれは壮大で圧倒された。

3人で芝生の上に寝そべり、はしゃぎ、「この木なんの木」を歌った。

その後、ノースショアに向かい、バスの長旅の間にバナナ園を見ながら

マーケットプレイスでバスを降りた。有名なバーガーショップで昼食。

出来上がりを番号ではなく、人の名前でちゃんと読んでくれる所に

感動。ボリュームも非常にあり、ケチャップとマスタードのみのシンプルな味付けも

The Americanで少々懐かしかった。

Beachで泳ぎたいという事っで、海を目指す。透き通っている。まぶしい。奇麗。

この世にこういう絶景もあるんだと感動。早速ビーチで泳ごうとした時、

ウミガメに遭遇する。またまた感動。

海は冷たくも気持ち良い。絶景と水面とのコントラストが美しい。

その後食したガーリックシュリンプも美味しかった。




【12月8日 マノア渓谷】
THE自然、マノア渓谷へパワーを貰いに行った。ほぼジャングルという

山の道を歩くこと30分、マノアの滝に到着。

水量こそないが、水の音、鳥の声、葉のせせらぎ、リラックス出来た。

食べたランチ(朝食のあまり)も美味しかった。

【12月9日 ダイアモンドヘッド日の出】
朝五時に起床。5時30分のバスに乗りダイアモンドヘッドへ。

皆同じ所に行くのか、道は混んでいた。歩いている人も、走っている人もいる。

景色はすばらしく、楽しみながら登れた。頂上に着いたが日が雲に

隠れている。時間が無い。集合時間は近づいている。帰る人もいた。

もう少し、もう少しと思っていた時、雲の切れ目から光が!

光の帯が四方八方に広がり、美しい。これがダイアモンドヘッドから見る日の出。

海と日の光。自然は大きい。凄い。

その後、朝のマーケットに。かなりの盛り上がりだった。

その後、ホテルの前のビーチにてSubwayのサンドイッチをほおばる。

そこにたまたま通りかかったエリック・ワイナイナさんと記念撮影。

とにかく楽しんで走る事をアドバイス。世界の一流選手との貴重な時間だった。

夕方にHISのイベントに参加。ゴールへのイメージを作る。

いよいよ明日が本番。カーボローディングの為、パスタを食べ、

9:00にはベッドに。寝れない。緊張する。何とか目をつむって考える。

明日はどうなるんだろうか?

【12月10日 マラソン当日】
当日は2:00に起床。3:00のバスに乗った。

少しナーバスだが、あとはやるだけだ。この3日間で色々な所に

行き、体を動かしたお陰か、体調は非常に良い。

4:00頃、スタート付近パークに集まりHISスタッフと共にストレッチ&

雄叫び。さあいよいよだ。

4時間~5時間ペースで走るランナーのスタートラインに並ぶ。

花火が打ちあがった。スタートの合図は聞こえなかったが、

始まったという事か。


まだ空は暗い。人ごみで中々前に進めないがゆっくりスタート。

ホノルル市街中心を走って行く。沿道にはサポーターの方、

一般の方がそれぞれ懸命に応援してくれている。笑顔で応援に応える。

大丈夫。体は動いている。疲れもない。いけるかもしれない。


夜が明け始めた。3人は徐々に山のコースへと向かう。

上りきった所に広がっていたのは、神様からのプレゼントかと思う

ような美しい景色。楽しい。素直にそう感じた。

楽しんで走る。自然と一体となって走る事はこういうことなのか?

高繁さんの事を少し思い出す。


次はハイウェイに出る。少し体が重くなってきた。日が昇っている。

まぶしさの中に、日が上がってきたことへの喜びが混ざった。

ペースは乱れていない。21キロ。半分まで来た。3人でハイタッチ。

徐々に足に痛みが出てきたものの、まだまだ体は動く。

折り返したケニア人ランナーに少しエクサイトしながら

自分のペースは崩さない。30キロまでゆっくりと、あせらず。

ワイナイナさんがくれたアドバイスを思い出す。

25キロ。残り17キロ。徐々に暑さと痛みが増してきた。

序盤は余裕があったものの、少しずつ苦しくなるにつれて口数が減っていく。

30キロを超えた!残りは12キロ。皇居を2周と少し。

そう思っていたが、現実はそうもいかない。どんどん痛みは増す。

足をつって、沿道でストレッチをする人、エネルギー切れで

歩くしかなくなった人を少しずつ抜かして進む。

幸運な殊に、エナジージェルを10キロ毎に飲んでいた事もあり、

エネルギー不足にはなっていない。「足は動く。ももは張っていない。

膝は居たくない。痛いのは足の裏だけ」だから大丈夫だと

自分に言い聞かせながら走る。



そこからは体力というよりも痛みとの闘いだった。水分補給エリア

で少しでも止まってしまうと、もう走り出せなくなるような状態だった。

足が痛い。止まりたい。弱い自分が出てくる。でも2人は隣で頑張っている。

自分だけ止まる訳にはいかない。

3人で走っている。それだけが自分の足を前へと向かわせた。

そして背中を押すのは沿道の応援の人たちだった。

人とのハイタッチ、人の声、こんなに力を生む事を初めて知った。


38キロ通過。ここからが長い坂。ここを登れば、もうゴールはちかい。

38キロ過ぎの坂は多くのランナーの足を止めることで有名だが、

3人は止まらずに前へ前へと進んで行く。止まったら絶対に

次は走れなくなる。まだ走り続けた方が楽だった。

40キロ通過!残り2・195キロ。体力的にも辛く、足は痛みの限界が

どこにあるのか分からない程、痛みを増していく。

残り1キロ、ようやくここまで来たのか、という充実感と共に、

早く終わりたいという気持ちも強くなってくる。

1キロがこんなに長いなんて知らなかった。ゴールが見える。

最後の力を振り絞って3人横並びでゴールに向かっていく。


あんなに近くに見えるゴールも、42キロを走った体には非常に

遠く感じる。のこり僅か。50m、40m、30m・・・・。

 3人でゴールのポーズを決めた。MYTの文字を作る。

10m、5m、ゴール!やった、という実感よりもむしろ終わったことへの

安心感の方が強い。そして徐々に自分達が成し遂げた事に対する

喜びが胸一杯に広がった。




マラソンは個人競技ではない。素直な感想。

正確にはそう定義されるのかもしれない。

でも、苦しい時に沿道の声援に力を貰い、遠く離れた仲間を想い

 共に走る仲間を想う。

孤独な戦いだからこそ、弱くて負けそうな自分がいるからこそ、

誰かの力を借りたり、誰かの為に走る事で自分を保つ。

一人で走っているのではない。

偉大な先輩の言う「共走」がそこにはある。

だからマラソンは個人競技ではない。チームスポーツなんだ。

自分の中で何かが変わった気がする。

もっとシンプルに広い視野で、高みを目指したい。








2012年12月5日水曜日

Road to Honolulu



今年の初め手帳に書いた「フルマラソン出場」という目標。

そして友達がお薦めしてくれた本「Born to Run」。

それがきっかけで皇居ランナーになった事。

その仲間とノリで目指す事となった「ホノルルマラソン」。


ついに明日12月5日、オアフ島に向けて出発する。

繁忙期に抜ける事は少し気が重いけれど、

3年目までは余裕がなかったり、その様な環境にいなかったりと

踏み出せなかった事が4年目の今現実となっている。

狙わずして、今回のホノルルマラソンは第40回目という節目の

大会ということもあり、なにか導かれるように参加するみたいに感じる。


ホノルルという観光地を楽しむ事も勿論だけれど、

仲間と完走して、また新しい自分に生まれ変われたらと強く思う。

In Challenge, Growth.


2012年10月22日月曜日

If ain't got you

最近自分の中でハマっていいる曲「If ain't got you」

もともとはAlicia Keysの歌だけれど、The Voiceという海外の

歌番組で歌っている2人組の動画が非常に素晴らしい。

[http://www.youtube.com/watch?v=1Ibi3df2MzE]


(Jesse Campbell and Anthony Evans)
(Alicia Keys)

オーディション形式の番組とはいえ、プロも参加する番組。



こういうガチのオーディション番組が日本でも流行って欲しい。

Wedding

今日は新入社員時代の先輩の結婚披露宴・二次会に参加した。

同じ会社の同じフロアで、たまたま出会った二人が僅か半年程で

結婚したという事を聞くと、「結婚はタイミング」というフレーズが

非常に的を得ていると感じる。

待っているだけでは恋愛も出来ないだろうし、好きな人と結ばれる

事もないんだろうけれど、それ以上にやはり「縁」というものが、

人の力の及ばない何かがそこにはあると思う。

是非お二人には、おじいさん・おばあさんになっても仲の良い夫婦で

いて欲しいと思う。

二次会では、先輩の元担当店のBSさんと化粧品担当さんとの3人で

歌とダンスを。先週カラオケにて3時間で36回の練習を重ねた

成果がでて良かった :) 

色々と感じる事もあったし、よい思い出にもなった10月21日だった。

2012年10月14日日曜日

ツナグ

もしも故人にもう一度会えるのならば、どんな話をするだろう?

自分にもそう思う人がいるし、誰にでもいるのではないかと思う。

【使者~ツナグ】:現世を生きる人と故人を結ぶ者

最近話題の「ツナグ」を読んでみた。








内容は一つの繋がったストーリーというよりも、4人の全く違う人生を歩む

人たちが、「使者~ツナグ」によってそれぞれの会いたい人(故人)に会い、

それぞれが希望や後悔等、色々な事を 感じ取っていくというものだった。

 別々の4つのストーリーが一人の「ツナグ」の視点から見ると、

1本の線となって繋がっているという所も面白い。

なかなか考えさせられる小説だった。

一つ確かな事は、会いたい人には生きているうちにちゃんと会わないと

いけないという事だ。






2012年10月1日月曜日

PSY ~Asian Sensation~

最近Youtubeを通して圧倒的な人気を得ている歌手(曲)がある。

英チャートでトップを獲り、米ビルボードも現在2位と凄い勢いである。


PSY「江南スタイル~Gangnam Stayle~」

韓国ミュージックにお馴染みの分かりやすいメロディーの繰り返しと、

独特なダンス。恐らく日本でも大きい話題になる日も近いだろう。

韓国国内のみならず、世界中でここまで話題となっているのは

やはりYoutubeの力が大きいと思う。

世界中の人がパロディーとして彼のダンスや歌を真似るビデオが

次々とアップされている。この「分かりやすさ・覚えやすさ」は

ある意味、消費財で言うところのUniversal Designというところか。

アメリカ留学時に流行っていたSoulja Boyの「Crank That」も

皆でダンスを覚えたっけ?



そして、日本でも話題のゴールデンボンバー「女々しくて」も覚えやすい

メロディーとダンスでカラオケの定番となっている。



現在、ヒットする曲や商品と言うのは「誰でも分かりやすい」という

キーワードが重要なのかもしれない。


2012年9月30日日曜日

もう1段階上へ、新しいスタート


明日10月1日より、新しいオフィスでの新しいスタートが待っている。

とは言いつつも、現在の埼玉県は大宮東オフィスから、逆口にある大宮西オフィス

に移動するというだけの事ではあるが、管轄する系列や組織が異なる為

自分にとっては初めての大きな移動という事になるのではないかと思っている。


振り返ってみると、4年目に入った今期の活動では色々と大変なこともあった。

お店の問題もあったし、人事的な問題もあった。

とりわけオフィスの雰囲気の改善に関しては決して良いものとは言えず

何かあるごとに不平不満が出る、ある意味「負」の雰囲気を纏っていた。

自分は若手社員としてその部分も盛り上げていこうと思っていた。

誰よりも働いて、誰よりも結果を出して、誰よりも正しい事をやろうと決めていた。


その結果、まだ最終結果は出ていないものの、部内で一番店頭売上を

上げる事が出来たし、部としても少しは盛り上げる事が出来たのでは

ないかと少なからず感じている。

ただ、実績よりも嬉しかった出来事が1つある。

それは自分が担当を外れると言った時に、本気で残念だと言って下さる

お店があったことと、「うちで一番の営業だった」と言って下さったこと。

一緒に働いた美容部員さんが泣いて悲しんでくれて

自分がやってきた事に対して「一生忘れない」 と言って下さったことだ。

営業として、これ以上の嬉しい事があるのか?多分ないだろう。

全てのお店に同じ活動が出来た訳ではないし、全てのお店が自分の事を

このように思って下さっている訳ではない。

でも、本気でぶつかって、本気で一緒に取り組めばここまで信頼関係が

作れた事は非常に嬉しいし、また一つ自分の中のベースになると確信している。

半年頑張ってきて良かったと心から思う。


さて、明日から4年目としての2期目が始まる。ここからは「若手」

としての役割も勿論果たすべきだが、それ以上に「期待に応える人材」

にステップアップする時期に入っていている。

今までは「一生懸命にやる」「チームの為に働く」という事に軸足を置いて

ある程度の結果を出してきた。

これからは「なんだかんだ言っても結果を出すよね」と言われるようになる事、

そして「個人の仕事を完結させる」事で実績を出し、それによりチーム

全体の結果に結びつける人材になること。


王貞治さんは雑誌Number、9月27日発売号で

イチローがヤンキースに移籍してプレーする事に対して

このような事を言っている。

「選手は自分のために野球をやるんであって、チームのために

プレーするわけじゃないけど、自分が頑張ればチームが勝てるとなると、

やる気になるよね。チームが勝つためにやるのではなく、

自分に与えられた仕事をきちっとやることで、それが勝ちにつながる

という考え方。・・・・(以下省略)」


チームに貢献したいのであれば、まず自分の実績が伴わなければ

意味がない。打率が2割しかないバッターがチームメートの練習中に

グラウンド整備やお茶くみをやっても貢献できないのと同様だと思う。


偉そうに言ってもまだ入社4年目の若造であって、

まだまだスキルも知識も不足しているのは否めない。

ただ、「結果を出す・実績を出す」ことは年齢は関係ない。

自分が部を引っ張っていくつもりでこの半年を頑張りたいと思う。

そして、結果を出した後、自分の入社以来持っている「目標」

に挑戦してみるつもりでいる。


奢らず、謙虚に、一歩一歩進む。
 



























 

2012年9月24日月曜日

分岐点


先日9月10日に、26歳の誕生日を迎えた。

とはいうものの25歳から26歳になった瞬間に物事が変わる訳でなく、

今年も目標に向かって1歩1歩進んでいくのみである。


良いタイミングで、BSG岐阜トリップがあり、

学生時代からの友人とのとても良い時間を過ごせたり
(ほぼバカみたいな話に終始していたけれどw)

彼らも日々色々な事を考えて成長しているんだなと、

個人的にもモチベーションが高くなった。

ここまで熱くなって話せる友人も少ないから、本当に大切だと感じる。


そしてこの10月から、また新しく動きがある。

現在のオフィスから、地場のドラッグや専門店を担当する

支社に異動になった。個人的にもやり残している事は多いが

新しいフィールドでも謙虚に学べる事を学んでいこうと思う。


今回の人事異動では、同期が本社や海外の部門に異動することになる。

 優秀な同期だから、頑張って盛り上げていって欲しいと思う反面、

個人的な目標である「海外部門への挑戦」を本格的に現実のものとして

行動に移さないといけないと思う。もたもたしているとチャンスは二度と来ない。


現在の仕事は好きだし、そこで成長も出来ると思うが、

自分は国内の市場に留まるのではなく、日本と海外をつなぐ存在になりたい。

同期の異動はその様な気持ちを一層刺激するものだった。


ここでは全部書ききれないけれど、26歳の1年は「本当に自分のやりたい事」

に向けた勉強であったり、動きをしていきたい。

 絶対に掴み取っていきたいと思う。







2012年8月15日水曜日

一歩づつ「進む」ことこそが

(出発地点の 半蔵門駅 ダイアモンドホテル)
                   (地図上では40.7Kmの距離)
                        (神奈川県上陸時)
                   (ここで大谷さんとはお別れです)

                                                 (最後、戸塚駅前での写真)


先日(とは言うものの大分前の)7月29日、MYTランナーズの3人で半蔵門から

戸塚駅まで、アドヴェンチャーランナーの高繁さんと共に走った。

高繁さんは、外大卒業生の現在51歳。前職の教師を退職され、

プロのアドヴェンチャーランナーとして世界5大陸、4万Kmを走破する事を目標に

走り続けている凄い人である

普段のトレーニングは週末に15-20Km走る程度のものだったので

想定距離の40Kmは非常に厳しくなるのではと思っていた。

前半20Kmは体も問題なく、高繁さんや、当日のサポートランナーの

大谷さんや中村さんと話しながら楽しいランが続く。

途中で休憩をこまめに挟み、熱中症予防もしっかりと行いながらの

ランだったので疲弊することは無かった。

神奈川県上陸にテンションが上がったり、新横浜駅に到着したときには

ゴールがある程度見えてきて、気分も高揚していた。

だが30Kmを過ぎたあたりから、徐々に体に変化が生じてきた。

太股の痛み、膝の痛み、脛の痛み、肩・腰の痛み等

体がランを拒み始めてきた。よく「止まると走れなくなる」という現象が

あるが、まさにその状態が30Kmからずっと続いていく。

24時間マラソンのランナーが、終盤に足を引きずりながら走る(歩く)

理由を自分自身がここまで痛感するとは思ってもみなかった。

終盤、戸塚駅まで3Km程に差し掛かった時に、「くま太郎さん」

というランナーの方も加わり、ラストスパート。

その3Kmがこれほど長く感じた事は無かったし、

満身創痍の体はすでに限界を超え、痛みと闘いながらのランだった。

最後ゴールした時はこれ以上無い達成感と、充実感に包まれて

自身が走った46.7Kmが長く、そしてあっという間だったという

矛盾した思考の中、立ち上がる事さえ困難な状況で、地面に崩れ落ちた。

そんな中、高繁さんは涼しい顔で「ではまた!」とホテルに戻って行かれた。

今まで何千Kmと走ってきた人の脚力に驚きつつも、

自分の夢に向かって覚悟を決めた男の後ろ姿は非常にカッコ良かった

事を覚えている。

ランの後の「麒麟フローズン生」の味は本当に最高だった!


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高繁さんのランのポリシーは「焦らず、ゆっくりと」らしい。

早くなくても、長く、そして確実に歩を進めればゴールに辿りつける。

それが高繁さんのラン人生で得た教訓の一つだった。


話は変わるが、先日のオリンピックで卓球女子団体で銀メダルを

獲った福原愛選手の一言が印象的だった。

「 私は、このメダルを取るのに(卓球を3歳で始めてから)
20年かかりました(笑)。20年かかってもあきらめないで、
目の前のことをコツコツと頑張れば、夢はかなうものなんだということを
今回、本当に強く感じました。」

一歩一歩自分の信じた道を進んで行けば、目標は達成できる。

二人に共通している部分は強い信念と志がある事。

そして自分の人生における目的やゴールが明確な事だと思う。

 自らももう一度自分の目標・夢を明確にし、

それを実現しようとモチベーションが上がった。

 

















2012年7月13日金曜日

in the middle of July

今月は営業部別対抗の店頭売上チャレンジを行っている。

本当は長期的に店頭売上を上げる仕組みを構築する事が必要だが

単月の売上を拡大するには、そんな悠長な事も言っていられない。

毎日は忙しいが、これほど楽しいと思えることも少ないだろう。

昨今のワークライフバランスも今月は関係なし。

仕事人間になっても仕方ないし、自分磨きの時間も必要だと思うが、

今は仕事がしたくて仕方ない。それ相当の覚悟で臨んでいる。

自分はこの4年目の営業活動が終わった際に、チャレンジしたい部署があり、

そこに辿りつく為には、絶対に実績を残したい。

今期・来期中に達成したい事は明確に2つ

①得意先にとっての日本一の営業(定性ではあるが)
(※無論、売上計画達成も含む)
②オフィス環境の改革


仰々しい事を書いているが、この目標に向かい1つ1つ進んでいき

達成させようと思う。

そんな事より今月、チームで勝って旨いお酒が飲めればと思うw。





 

2012年7月3日火曜日

「言っているだけじゃ変わらないですよ?」

先日、外大の同窓会イベントがあり、その繋がりで友人と友人の後輩の女の子と ご飯を食べる機会があった。 そこで、外大のプロモーションはもっとこうあるべき等の 話をしていた時に、その後輩の女の子が言った一言が印象的だった。 「じゃあ作って下さい、言っているだけじゃ変わらないですよ(ニコ)」 確かにその通りだ。卒業してから母校で色々なイベントをやってきたけど、 今回の話に関しては、すでに第三者的な、傍観者的な気持ちになっている。 知らず知らずの内に、変わらない環境にただ不平を言う だけの人間になっていないか?彼女の一言はまた初心を思い出させてくれた。 まだまだ熱い女子もいるもんだ、と感心する。 傍観者では物事は変わらない。 物事を変えるのは当事者になってのみである。 自分は後者であり続けようと思う。

2012年6月30日土曜日

June

(仕事)

6月も終わり。非常に密度の高い1カ月だった。

色々な事が同時並行で起こり、かなり疲れたけれど、

忙しかったからこそ自分の仕事に対する効率性や改善点などを

考える時間が出来て結果として良かったのではないかと思う。

自己投資の「時間」を捻出する為に自身の仕事効率を上げていこうと思う。

(事例発表にて)

営業会議では若手による「事例発表」というものがある。

そこで今回自身の部からは自分と他の部の2名が発表する事となった。

中々準備の時間が無く、きっちりとした内容・ストーリーでは

なかったが、本質は事例発表で「作られたストーリー」を語る事でも

発表者同士の上下を決める戦いでもないと思っている。

だからいつもこういう場での発表は「カタチ」だけが先行して

「想い」が伝わらず面白くない。

賛否両論あったと思うが、自分は自分なりの想いを伝える事が

出来て後悔はない。後は結果を残すだけ。

ただ、プレゼンとしてはひどかったかもしれない(笑)。

(プライベート)

足を損傷して以来、楽しみのマラソンは出来ていないが

徐々に回復傾向にある。12月のホノルルまで時間が無いので

ウォーキング等、出来る事を初めてみようと思う。

そして明日6月30日は六本木でOB・OGだけで作り上げる

Alumni Reunionの日である。

 このような繋がりを徐々に大きくしていき、自身の成長にも

活かしていければと思う。明日は実行委員の一員として頑張る!










2012年6月18日月曜日

悔しさは力に変えて

自分が信じた道を否定されるほど悔しいものはない。 事例発表会で恩師から受けた言葉は、 自分の甘さを気づかせるのに十分で その反面、悔しさも残った。 だからこそ自分は結果を出す。 謙虚にアドバイスとして受け入れ、自らの意志によって 成果に結びつける。 営業本部で一番の成果を出す。 その為に今日から意識をより高く持ち行動する。 以上、決意表明でした(^^)

2012年5月26日土曜日

推奨販売を通して学んだこと

先日、担当店の中での一番店において【推奨販売活動】を行った。 というのも、売上チャレンジの最中で昨年同日の売上が非常に高く、 少しでも売上を作らないと目標達成が困難な為だ。 商材は日焼けどめをメインにご紹介し、ケースバイケースで他の商品も ご紹介していくという戦略で臨んだ。 日焼けどめはシーズンという事もあって、ご紹介すれば購入に繋がるケースが多かったし、 他メーカーさんの商品を手に取ったお客さまには、速攻でお声掛けし、自社商品を買って頂いた。 一日中店舗で声出しをしながら、お店の雑務も少し手伝いながら、洗剤も売りながら(笑)時は過ぎていく。 結果としては、セール期間という事もあり、普段の売の1.5倍程度の売上をあげる事が出来た。 結果も良かったが、何よりお店の信頼を少し高める事が出来た事が今後の活動にとって大きいと思う。 一日店舗にいると、通常の訪店では見えないものも見えてくる。 それはお客さまの流れや波、趣向、行動様式、セール品と通常品の商品回転率の圧倒的な違いなどなど。 販売を通して一番思う事は「販売は楽しい」という事で、それは物を売るというプロセスの中に お客さまとの会話や、笑顔や、感謝などの相互的な繋がりを感じるからだ。 お客さまに良い商品をお勧めして、購入して頂き、キレイになってもらって感謝される。 これが販売の醍醐味だし、同時に感じるのは自社に自信を持ってお勧め出来る商品が多数ある という事の感謝の気持ちだった。 店頭で頑張っている美容部員さんの力も改めて実感出来た。 チームとして売上を取る楽しさも再確認できた。 チームのメンバーの活動を良くも悪くもするのは営業の力 だと思う。自分が頑張るんだと頭でっかちに気負うのではなく、 互いの役割を明確にして協力しながら目標に向かうこと、 そしてその為の巻き込みを担っていく責任を感じながら 残り4ヶ月の活動で形を作り上げていこうと思う。

2012年5月20日日曜日

SNSは○○ほどに気持ち良いコト!?






【SNSでの「投稿」は食事やセックスと似た「ご褒美」を得られる】

という研究内容が、先日ハーバード大学の研究チームより発表された。
( http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2877818/8941706)

人が会話において「自分の体験や習慣を他人に伝える」割合は

30%~40%と言われているが、SNSでの投稿時には

それが80%近くになるという。

そこにきて、facebookの「いいね」ボタンなど押された日には

自己を肯定されたと感じ、これ以上ない至高の喜びになるのでは?

事実、自分もSNSで発した言葉に返信や「いいね」があると

少し嬉しいと感じる。ただ、そこに潜む中毒性や表面だけの

コミュニケーションにならないように気を付けなければいけない。


最近「twitter」では、飲酒運転や万引きの事実をあたかも「伝説」

かのようにひけらかしたり、著名人のプライベートを世間に晒す、

さらには個人情報も公にする等の「モラルの欠如」が多く散見される。

「インターネットリテラシー」という言葉はもはや常識となっているけれど、

多くの人がインターネットは現実の世界とかけ離れた「特別な世界」

であると誤認しているが、そこは現実と確実にリンクした場所であり

自分の発した情報の拡散性は現実の比ではなく、だからこそ

きちんと責任を持って言葉は生まなければいけない。


今回この記事を読んで、こういったモラルを欠いた行動が

ネット上で頻繁に起こっているのか少し理解できた気がする。

それは誰の中にもある「自己肯定」の欲求が

現実の世界よりもネットの世界の方が現れるからなんだろうと思う。

facebookの「いいね」ボタンは、SNS上での発言の中毒性を

助長する一つの機能だと思う。基本的にどのような発言・行動にも

「いいね」がクリックされるし、それが嬉しくて投稿を重ねる人もいる。


人が何処かに必ずもっている欲求がSNS上では多く現れるだけの

ことかもしれないけれど、投稿する事の「快楽」に溺れることなく、

責任を持って発言しないといけないと改めて思った。


こうしてブログを書いている自分自身も無意識に

その「ご褒美」を感じているのだけれど・・。

2012年5月3日木曜日

individualismからcollectivismへ



上の2つのグループはyoutube上で上手く自らをadvertiseしている。

ぜロコストでブランド(人)を認知させるメディアの新しい活用方法だと思う。

正確に言えば彼らは「グループ」ではない。

シンガーソングライターが集結し、一つのグループという体を成している。

「goose house」。彼らが組織するグループの名称である。


元々はソニーウォークマンの「play.youプロジェクト」の一環として

集まったシンガーソングライターがプロジェクトを終え、自らが

新しく「goose house」という集団を企画したという経緯らしい。


現在、youtube上ではアーティストのPVやライブ映像の他に

「弾いてみた」や「歌ってみた」「踊ってみた」など素人による

演奏、パフォーマンス動画も多数アップロードされていて、

 最近で言うと、越山元貴さんがyoutubeの口コミで話題となり


メジャーデビューしている。



goose houseの上手いところは、自分達のオリジナル曲ではなく、

まずはじめに有名なアーティストの「カバー曲」を演奏することで

自分達の動画の閲覧数を上げ、その動画の中でライブの告知を

絡ませたり、関連動画として自分達のオリジナル曲も聴いてもらえる

「仕組み」を構築している点にある。

ひとりひとりの知名度やブランド力は無くても、goose houseというブランドを

認知してもらい、そして個人個人の事も知ってもらう上手い手法だと思う。


ビジネスの世界においてもcollectivismは徐々にメジャーになっていて、

Tポイントに代表される「共通ポイント制」も互いの相乗効果を狙った

ものだし、コンビニの「ATM」や「宅配サービス」「チケット予約サービス」

などは、初期投資こそかかるものの、そこに利便性を求めるお客さまを

集める事が出来る。

ネットの世界ではzozotownという様々なブランドのお店の集合体

で仮想ショッピングモールを作り、ただの「ネット販売」でなく

買い物を楽しむという「価値」を提供し成功を収めている。


キットカットやネスカフェでお馴染みの「Nestle(ネスレジャパン)」も

「ネスレアミューズ」という自社商品のネット販売+他企業との

コラボレーション企画を含んだサイトをオープンさせている。


自社も今年4月より新たにネット上で仮想店舗を立ち上げ、

様々な企業とのコラボレーションでお客さまに

「モノ」でなく「コト」を提供するプラットフォームビジネスをスタートさせた。

これからは確実に一つの企業で完結する事よりもコラボレーションや

事業提携・技術提携などcollectivism、即ち共生主義的な流れが主流になる

と個人的には思うし、既にその様になってきている。


コラボレーションにより、新しいアイディアが多数生まれてくる時代。

だだ、その前提条件としては集合体を形成する「個」の質が

高くなければ集合体も良くはならない。

その「個」も人の集合体であって、その人ひとりひとりの質が

高くなければ企業としての価値向上は望めない。

そのような事を念頭に置き、自分も価値向上に貢献できるよう

自己研鑚していきたい。






受け継ぐもの、自分の原点。


最近嬉しい話題が1つあった。

それは自分と親友のひとりが毎年行ってきた(2009-2011)

外大work shopが今年は後輩によって企画されて、そのイベントに呼ばれた事。

そもそものきっかけは、大学時代に留学を経験し、人として成長出来た

経験を後輩に伝えたい、後輩にも留学をもっと実りのあるものにしてほしい

という熱い想いで始めたものだった。社会人になってからは就職活動の事や

社会人として学んだ事(自分もまだ未熟だけれど)を後輩に伝える内容になっていった。

そこには自分の同期や先輩、そして後輩も協力してくれて毎年恒例のイベント

となっていた。ただ、今年は良い流れを自分達だけで作るのではなく

後輩に受け継ぎたいという想いで、それを託していた。

それがここにきてようやく形になってきた事は、自分も非常に嬉しく思う。

このイベントの何より良い点は、自分の経験を学生に伝えるという部分よりも

モチベーションの高い仲間と集まり、熱い話をすることで

自分自身のモチベーションを上げる事が出来たり、新しいアイディアを

自分の中に持つ事が出来る点で、正直楽しみの半分はそれだったw。


学生時代は自分の思考形成の原点であり、大学・BSG・CIE・留学イベントも

自分の大切は原点になっている。

その原点を受け継いで、また新しい流れを創ってくれる後輩に感謝だし、

自分も後輩に負けないように日々の仕事を頑張ろうと思う。

大学の後輩だけでなく、現在のオフィスにいる後輩にも良い影響を

与えられる先輩にならなくては・・・・まだまだ。

 

2012年4月20日金曜日

OUTSIDE is more important than INSIDE






最近ハッと気付かされた事がある。

それは自分が知らず知らずの内に「社内」に注視してしまっている事。

チームの中での一番を目指す事も勿論目標としては重要だけれども

実際のビジネスにおいて、眼前の敵は他メーカーの営業であり、

彼ら(彼女ら)よりも得意先の利益に貢献しなければ

いわゆる「得意先にとって一番の営業」にはなれない。

実質他メーカーの方を信用しているお店もあるだろう。

今期は市場や他メーカー、国内、国外問わず「外」に

意識的に目を向けていこうと思う。

知らず知らずの間に「社内」でのみ通用するビジネスマンになっては

いけない。井の中の蛙では面白くない。

社内で評価されるよりも、取引先に評価されるようにならなくては。

2012年4月18日水曜日

Everything depends on how to think about what happens?


今日会社の歴史を辿る内容のDVDを見た時に、気になるフレーズがあった。

成功するまで続ければ失敗はない

社の歴史を創ってきた方の言う言葉はずしりと重みを持っている。

そもそも「失敗」とは何なのか?という興味が湧き調べてみると、

【失敗:[名](スル)物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。しくじること。】ということらしい。

さらに単語を分解し、「敗」という言葉の由来、を調べてみると左の「貝」は

そのまま貝を表し、右の「のぶん」は木の枝を表し、その枝で貝を叩く

事を意味しているということ。

即ちこれは「積極的に行動を起こした結果負けてしまう」という意味

だという事で、受動的な敗北を意味する文字ではない。


ここで、物事を「良い」方向に考えると、「敗」という字は

自分自身を打ち負かすという意味で捉える事が出来、

そもそも「失敗」という言葉は「物事を損なう」という意味ではなく

過去の自分を負かし、自己成長する機会を「失う」という意味

に捉える事が出来る。だから「失敗は成功のもと」というように

失敗を次の成長のチャンスに捉える事が出来るのではないか?

物事を成す人はの頭には「失敗」という単語はあっても

普遍的な意味での「失敗」という概念がなく、

その事をポジティブに捉える事が出来るんだろうなと思う。

物事は捉え方、考え方で180度違ってくる。

どうせ同じ物事が起こるのであれば、ポジティブに捉えた方が

人生は楽しい(はず?)。



2012年4月13日金曜日

What does our last name drive from?






「田中」は田の中に集落があったから付いた名前?

自分の名字の由来について考える機会はあっても、

実際に調べるとなると憶測でしか測れない部分もある。

今日面白いサイトを見つけた。その名も「名字由来net」。

自分の名字の由来や、日本で自分と同じ名字の人が何人いるのか、

そして名字の中での順位は何番なのかがこのサイトで分かる。
(結果の出ない名字も存在するけれど)

自分の人生の中で、自分と同じ名字の人と出会った事が無かったけれど

実は日本の中に8300名の同じ名字の持ち主が存在している。

ネットによると「 宮崎県である日向の豪族、伴氏(大伴氏の子孫、古来の大族)。
ほか現福島県東半と宮城県南部である磐城国白河郡●●村が起源(ルーツ)である

という事らしい。長年の疑問がクリアになり、すっきりとした初春の夜だった。


2012年4月10日火曜日

なぜ心は濁るのか

心の濁りとは何か?それは妬みや嫉み、卑下や侮辱的な言動、悪口や陰口、

自分さえ良ければいいという自己中心性、そういった負の要素が心に蓄積し、

奥深くに沈殿し、そこから抜け出せない状況の事を言うのだと思う。

またそのような心を持つ人は、周りの人の心も濁していく。

水滴に垂らした絵具の様にすぐに広がっていく。

自分もそのような人や状況に遭遇すると心が疲弊するし、

心が濁っていくように感じる。

なぜこんな事の為に気を使い、疲れなきゃいけないのかと腹が立つ時もある。

悪口ばかりで「どうして物事の良い方を見れないのか」と疑問視する時もある。

そう思っていて、ふと気付いた事は、自分こそそのような人の悪い面ばかり見て

良い面を見れていないのでは、という事。

変わらない環境なら受け入れるしかないのかもしれないし、

きっとその方が楽なのかもしれないけれど、自分は違う。

濁りを取り、状況や環境を変えたい。

自分はそのような立場にいなければいけないし、そうありたい。

今期から、自分に求められる事は変わった。

個人の成果のみだけでなく、チームの状況を把握し、チームを鼓舞し、

自らチームに良い結果をもたらす役割を担う。

政治的なやり取りや、必要以上のおだてや遠慮はいらない。

とにかく自分が出来る事を精一杯やるだけだ。

まずは自分から変わってみる、より良い方向に。

2012年4月7日土曜日

OHANAMI @ Yoyogi Park







(pics taken in Yoyogi park, and around Yoyogi-Koen station)

今日は若手社員でお花見の日。

場所は「花見の定番」代々木公園だった。

朝9時に到着し場所取りを開始するも、その淡いピンク色を

見上げる位置を確保する事が出来ずに、少し離れた広場に

レジャーシートを広げることになった(refer to the 2nd pic)

集まったメンバーは4年目の同期を筆頭に3年目、2年目の

若手社員メンバーとその姉妹が数名という構成だった。

普段なかなか話す事の無い他オフィスの同期や後輩と

コミュニケーションを取る事が出来たことは非常に良かったし、

彼らから様々な刺激を受けた事で自分にとってプラスだった。

今後もこのようなイベントを企画していきたいし、

何より「同期・若手」の繋がりの大切さを感じた。

非常に有意義な土曜日だった。




2012年3月28日水曜日

組織流通の営業は10年遅れている

というのが、次期からの本部長の組織流通営業に対する意見だそうだ。

今日の帰りにたまたま出会った先輩からそう聞いた。

専門店畑で育ってきたその方の組織流通に対するバイアスに対して

同じ会社の仲間として、その発言はどうなのかという疑問もあるが、

強ち言っている事は間違っていない。

組織流通の営業は遅れているというよりも、時代の流れについていけていない。

古い慣習、やり方、考え方が未だに蔓延っている部分も否めない。

これからは完全に店頭売上至上主義になっていく。

営業担当にも店頭売上に対する厳しい責任が要求されるだろう。

ただ、会社は時代の変化に合わせて変わっていかないといけないし、

会社が変わる為には、それを組織する人が変わらないといけない。

大変だろうけど、そんな「変化」にワクワクする気持ちの方が大きい。

トップが変わっても自分がやるべきことは同じであって、

そこをブラさずに活動していきたいと思う。

そして変化が起こるのであれば、その変化を起こす中心でありたい。




2012年3月24日土曜日

「辛い時こそ笑う事」の大切さ

会社も期末を迎え、皆ピリピリムードの中、

ここ2週間は自分もご多分に漏れずかなり忙しく、

それはまるで「24」さながらだった。

並行する業務を分刻みの行動で処理していく。

以前はそれが長く続くと、大分疲れもあるし、ストレスも溜まり

あたかも自分だけが頑張っているかのような錯覚に陥ることもあった。

そんな時、前の上司の事を思い出す。

「難しい顔をしてうまくいく事はない
難しい状況こそ笑って楽しそうにやればうまくいく」

自分の表情、態度によって相手に与える印象が変わり、

それに伴う結果も変わる。しんどい時こそ笑って打開していく。

結果を出し続けた上司からのアドバイスはシンプルだけど重かった。

忙殺されてはいけない。そもそも忙殺されるのは未熟な証であり

それを打開するには自己成長しかあり得ない。

上司の言葉を思い出し、気が引き締まる東京の空の下。

2012年3月10日土曜日

眞一館の夜

新宿、歌舞伎町。

ホストクラブが立ち並ぶ通りの一角に佇む焼肉店「眞一館」

昨日外大の94年度、2008年度卒業の先輩に誘ってもらい

焼肉の名店でご飯を食べた。

話題は互いの業界の裏話や、仕事内容、悩み相談など(笑)。

一人は外資系製薬会社、もう一人は通信会社で、

それぞれが熱い想いを持って仕事をされていて

非常に刺激になったのと同時に、まだまだ自分にもやれる余地があると

モチベートされた!

話題は同窓会に移り、先日の東京での同窓会をどうしたらより良く出来るのか、

縦と横の繋がりを結ぶ事が出来るのか、とかなり熱い議論になり、

それじゃあ自分達で面白いものを作ってしまえ!ということに。

まだまだ話は構想段階で、これから詰めていかないとダメだけれど、

間違いなく面白くなると思うし、自分が知らなかっただけで

会社卒業の先輩には凄い先輩が沢山いらっしゃる。

ぜひその繋がりを結ぶ為の仕組みを作りたい。

2012年3月5日月曜日

プライドは人を萎縮させる

年を重ねると様々な経験を通じて

失敗や成功を自分の体に蓄積させる。

様々な成功体験はその人に自信をもたらし、

より一層輝かせる。

その一方で、自信から生まれるプライドは

人を規定の枠内に留まらせ、失敗を恐怖にしてしまう。

変なプライドがあるから、怒られた時、評価されなかった時、

認められなかった時に、心に闇をもたらし

次の失敗をしまいと、人を萎縮させ、小さくする。

プライドとは固執することでも傲慢になる事でもない。

プライドは自分の軸を、信念をブラさずに生きる事なのではと感じる。

なんの為に自分は働くのか、生きたいのか?

もっとシンプルに、シンプルに。

もっともっと成長したい、上を目指したい。

そのような想いを持って、決意を持って

日々行動していきたい。

八日目の蝉

蝉は地上に出て七日間しか生きられない。

八日目の蝉は一人残されて絶望に生きるのか。

否、八日目の蝉は他の蝉よりも新しく違った世界を

見ることが出来るのだから、その世界は

目を瞑って拒絶する程悪いものではない。

先日「第35回日本アカデミー賞」において

最多10部門受賞を獲得した映画「八日目の蝉」。

今回はその映画ではなく、原作の小説を読んだ。

自分の子供を産めなかった女、その女に誘拐された子、

その子の両親、それぞれが繋がっていく過程で生まれる

憎悪や嫉妬、悲しみ、そして愛。それらがそれぞれの目線で

描かれている。スリリングな部分と、心温まる部分が共存し、

非常に面白かったし、つながりの大切さや

物事にぶつかる事で分かる大切な事を教えられた。

良い本は心を豊かにしてくれる。

今後は小説はお休みして、実務の通勤時間を実務の勉強に

あてていきたい。

2012年3月4日日曜日

Road to HONOLULU

夢は現実の目標になって、初めて実現する事が出来る。

"Road to HONOLULU"をテーマに自身が所属する

MYT RUNNERSというランニングクラブは始動した。

元々は皇居の外周を走るその部が目指すゴールは

フルマラソンであり、それもかの有名なホノルルマラソンへの

チャレンジとなった。

きっかけは「ノリ」という部分が大きかったが、

大きな目標を持つことで、非常にモチベーションが上がり、

まるで童心に帰ったような気持ちになった。

何か大きな目標を立て、その目標に向かって道筋を立てていく。

それはビジネスの世界でも同じかもしれない。

マラソンというものを通じて、人として成長出来ればと思う。

今期は体を鍛え抜く!

2012年2月26日日曜日

人は何の為に命を差し出すのか?






10年後に切腹を言い渡された、元藩の要職の男。

残された時間で与えられた役割は家譜編纂。

藩内で刃傷沙汰を起こしたが、切腹を逃れその男の監視役を

任された男。二人が家譜編纂を通して掴んだ事実とは・・。

又、なぜ男は切腹をしなければならなかったのか。


「蜩の記(ひぐらしのき)」は歴史小説というジャンルだが、

事件を紐解いていくサスペンスの要素や、

 人としての生き方、男としての生き方、

武士としての生き方とは何かと考えさせられる哲学的な要素も

含まれていて、非常に内容の濃い作品だった。

文中には難しい表現が多々あったり、登場人物やその関係性が

複雑で分かりづらい部分もあったが、それはそれで味があるし、

この作者は歴史に関して非常に深くまでリサーチされているんだなと

感じた。さすが直木賞受賞の作品だと思う。

その中から心に残った文章を抜粋すると、

「口に出せば愚痴になりましょう。志を果たしたと思うのなら、


源吉のように笑っておればよいのです。」

これは、武士は志があって行った事に対して後悔の念ではなく、

そのことに対する誇りを持ちなさいということだと感じ取れる。

「人は心の目指すところに向かって生きているのだ。


心の向かうところが志であり、それが果されるのであれば、


命を絶たれることも恐ろしくはない。」

命が燃え尽きるまで、真剣に物事にたいしてぶつかっているのか?

人は「覚悟」を持ったときに輝いていく。そういうメッセージだと捉えた。

さて、じぶんの「いのち」は何の為に在るんだろうか?

一読の価値あり。

old fashionedかもしれないけれど、日本人が思い出すべきことを

再確認させてもらえた。


Nissan × Jazz

先日の土曜日は、定例の元美容部員さんとの飲み会があった。

横浜に17時集合だったけれど、最近読んでいる小説を読みたかったので、

昼ごろには横浜に行き、スタバでゆったりと読書にふけった。

その後時間が余ったので、横浜駅周辺を探索していると、

見えてきたのは「NISSAN グローバル本社」の社屋で


たまたまその日はギャラリーにてSUPER GT 2011総合優勝記念イベント

「GT-R総合優勝 “0.1秒にかけた者たち”」が行われていた。








実際にGTに出場したカートが展示されていたり、実際に車に乗車できたり、

ピット作業(タイヤ交換)を体験できるブースもあり(タイヤは中々の重さ)

車好きの自分にとって偶然にも非常に素晴らしいイベントに出会えた。

0.1秒を争うカーレースの世界。鳥肌が立つほどかっこ良い。

さらに15時からは日産が主催する「JAZZ JAPAN AWARD 2011 Live」も

行われて、受賞者による演奏を無料で聴くことも出来た。

それぞれ全く違う良さがあり、生で聴くJAZZの迫力に圧倒されっぱなしで終了。

その後は皆と合流し、楽しくお酒を嗜み、仕事の熱い話に花が咲き、

夜は更けていった・・・。

今回偶然にも素晴らしいイベントに出会え、良い経験が出来た!

もっと様々なイベントや物事に触れて刺激を自分の中に取り入れていきたい。

 

2012年2月25日土曜日

3.3 < 147

 

最近CMでよく見かける「十六茶」のCM。

いきものががりの元気の出る歌に乗せて、新垣結衣さんと子供たちが

楽しそうに踊る・・・。素晴らしい!朝から元気の出るCMだと思う。

そういえば、最近は「緑茶」というカテゴリーだけでなく、「体に良い」

とか「油の吸収を抑える」とか「トクホ」とか、健康というキーワードで

認知されるお茶も棚割でよく見かける。

ヘルシアの大成功に始まり、現在はサントリーの黒烏龍茶が

ちょっとした話題になっているのでは??

各社が「お茶」という市場でそれぞれのブランドポジショニングを取りながら

シェア争奪戦をしてるんだろう。と思っているとお茶市場について興味が

湧いてきたので自分なりにリサーチしてみた。

 【市場シェア:2011年】
1位「お~いお茶(伊藤園)」27.9%
2位「伊右衛門」(サントリー)15.6%
3位「爽健美茶」(コカ・コーラ)14.7%
4位「午後の紅茶」(キリンビバレッジ)6.3%
5位「生茶」(キリンビバレッジ)6.2%

( http://www.president.co.jp/pre/backnumber/2010/20100118/13437/13445/)

様々なお茶が市場に現れは消えていく中、

伊藤園のおーいお茶は抜群の安定感で首位を独走している。

自分の大好きな「生茶」が5位に甘んじているのはショック。

ちなみに5位以降はサントリー烏龍茶、十六茶、綾鷹、からだ巡り茶と

続く訳だけれど、この圧倒的な差はどこから生まれたのか?


そもそも1990年に「お茶」というカテゴリーは清涼飲料水市場において

たった0.5%のシェアしか獲得していない状況だった。

当時、伊藤園は消費量が一番だった緑茶が、なぜコーヒーの

市場規模に負けているのかという事を考えた。

コーヒー の市場規模1兆4000憶円の3分の2にあたる

9000憶円は缶コーヒーによって創られている事に気付き、

緑茶も缶やペットボトルの比率が増えれば市場規模が拡大すると

仮説を立てた。更に緑茶が飲料化比率が低かった事も

そこにまだ大きな成長余地がある事を示していた。
(茶葉ではなく、飲料として緑茶を販売することで市場を育てる)

更に伊藤園は茶産地育成事業により、安定した茶葉共有量

を得ると同時に価格も安定させることに成功した。

コカ・コーラやサントリーのように「総合清涼飲料水メーカー」

には自らはならず、「緑茶」という市場にのみマーケティング投資

を行い、伊藤園というブランドを市場に浸透させていった。

いち早くペットボトルのお茶を市場に出し、新たな飲用シーン

を提案したのも伊藤園ということらしい。


そんなこんなで、93年に571憶円しかなかった市場は

05年には4770憶円にまで成長していった。

現在の市場はもっと大きいものと予測でき、そこにチャンスを

見出した各社がこぞって商品を投入してくるのも納得出来る。

2000年にキリンが「生茶」を投入し、2004年にはサントリーが

「伊右衛門」を発売し、一時は圧倒的な人気を誇ったが、

ふたを開けてみると伊藤園のシェアは揺るがないものになっている。

やはり1位メーカーというのは、ブランドの信頼が圧倒的に高い。

今後、お茶市場は「伊右衛門」「生茶」「綾鷹」「おーいお茶」などの

味で勝負するグループと、十六茶や爽健美茶、からだ巡り茶などの

体に良いという「健康系」のお茶のグループ、そして「ヘルシア」や

「黒烏龍茶」などの「生活改善・予防」のグループによる争いが

激化すると自分は予測している。

お茶はすでに「家でつくるもの」から「外で買うもの・持ち歩くもの」

にシフトしてきている。家で一杯3.3円のお茶よりも、コンビニで

147円で購入するお茶。その143.7円の価格差に含まれる

のは紛れもなくお茶という名の「ブランド」であり、

お茶が生活に欠かせないパートナーになったんだとしみじみ感じた。

2012年2月20日月曜日

BoomがBrandになる時

(動画は韓流アイドル Super Junior)

2003年頃起こった「第一次韓流ブーム」

当時流行したのは「冬のソナタ」やペ・ヨンジュンさんだった。

日本国内の経済効果は2000憶円以上、韓国は1000憶円以上

だったという。当時の自分にとって、とりわけ若い世代にとって

韓流スターはどちらかというと「中高年のおばさま」が追いかけるもの

というイメージが強かったように思える。

そして2011年、2012年と起こっている「第二次韓流ブーム」。

その火付け役となっているのがKARAや少女時代、東方神起や2PM

等の韓流アイドルという事は間違いなく、今回のブームでは

若い世代の女性がブームの流れの中心にいると思う。





今や新大久保は韓流ブームの「聖地」であり、新大久保駅から高架をくぐり

少し歩けば、そこは熱気で溢れた異国の地の様な雰囲気で、

大通り沿いには多くの飲食店やアイドルのグッズを売るお店、

食料品店やコスメを取り扱う店でごった返している。

自分もお店に入ってみたが、若い女性が目を輝かせて

アイドルの写真やグッズを買ったり、韓国フードやコスメを買いあさっている。

今流行の「カタツムリクリーム」や「毒蛇クリーム」も売れ筋は好調らしい。

化粧品販売で、というよりも韓国のマーケティングでは流行のアイドルを

モデルに起用するケースが多く見られ、商品とアイドルとの相乗効果で

さらにブランド認知度を高めている。

そこで思う事は、「モノが売れない時代」において、ここまで韓国の

関連商品が売れまくっている理由は、「韓流」という流行りが

すでに「韓国=クール」というブランドイメージとして定着している

からなんだろうな、と思った。

町に出れば「○○%オフ」や「激安」「衝撃プライス」等が目に入り、

それもすでに陳腐化の道を辿っているようにも思える。

やはり大切なのはいかにお客さまの心に「ブランド」を持つ

喜びを届けられるか、そのブランドを創れるかなんだと再確認出来た。

また、そのブランドを創る構成要素の一人に社員である「自分」

も入っている事を念頭に、ブランド価値向上に貢献したいと感じた。

そして雛は卵に還る


先日、ある他業種の方と話していた時に考えさせられたこと。

それは「自分の人生を100%で生きているのか」ということ。

島田紳助さんは成功する法則を「X+Y(Yは変動する)」と表現する。

Xは自分の能力、Yは市場が求めるもの。

Yの変化に合わせてXを変化させ続けられる人が成功するという。
(紳助さんの場合は漫才師から司会業への転向)

自分の人生の目標を達成させる為にXを自在に変化させていく

過程の中で、自分達は職業という媒体を通じてもそれに向かっている。

ただ、その人が仰るには、

企業がやりたい事(社員として行うこと)が果たして自分の「人生」

のやりたい事とリンクするのかということを考えて欲しいということだった。

おそらく今の仕事、生活、プライベートに満足している人もいると思う。

でも冷静に「自分のやりたい事全部を叶えられているのか」という

質問にはNOと答えてしまう。

その時点で人は「見えない殻」を自分で作ってしまっているという。

もっと出来るはずなのに、挑戦できるはずなのに、

企業という、業界という「殻」の中でしかだんだん物事を判断出来なくなる。

自分の人生の目標を達成するためにその「殻」を破れるか?

その人の問いかけはそんな感じだった。

世の中にはせっかく殻の中から自由になったのに、また別の殻にいる人

も多いと思う。その中での価値軸でしか物事を図れなくなってしまうのだろうか。

もう一度「自分の人生」という軸でXとYを見てみると新たな発見が

あるかもしれない。



2012年2月12日日曜日

born to run





(picture from a blog〈http://happinessdishbestsavouredhot.blogspot.com/2011/09/blissful-moment-1-running.html〉 )

Born to run「ひとは走る為に生まれた」

以前そういうタイトルの本を読んでからというもの、走るという事に、

そして自分の身体を鍛える事に対して考えるようになった。

今日は以前から誘いを受けていた「皇居ラン」に参加した。

皇居ランとはその名の通り皇居の外周を走る会で、

メンバーは外大の友達により構成されている。

今日は自分と外大の同期2人と後輩1人と同期の子の友達1人の

5人で外周を2周(約10km)を走った。

速い人で1周15分~20分で走るコースを今日はゆっくり25分の

ペースで、2周合計55分程度で完走。

2周だけでも足がパンパンになってしまう・・・。もっと走り込まないと。

それでも終わった後の爽快感は格別のものがある。

まさに We were born to RUN という事か。


帰って久々に訪れた「ニコニコ動画」。

4年前に自作のPPT動画をアップしていたが、

その動画が10,000再生を記録していた。

その10,000人目の動画再生をしたのがまさか自分だったとは。


何か縁があるんだなーとしみじみ思う休日だった。

糸は編むものか、編まれるものか。


家族との繋がり、仲間との繋がり、会社の繋がり、恋人との繋がり、

「繋がり」は色々とあるけれど、最近は大学の繋がりが増えてきている。

先日の品川プリンスでの「東京同窓会」に参加し、久しぶりの仲間や

CIEの職員さんと楽しい時間が過ごせた。さらにそこで知り合った先輩

のお誘いで先日「91年度卒業生 新年会」というものに参加してきた。 

会場は東京は丸の内、生保会社ビルの地下にあるおしゃれなお店だった。

ふと会場に入ると、そこはまさに「大人の社交場」という様相を呈している。

91年卒業生という事は、09年度卒業の自分とは19年も離れている

大先輩ばかりだったし、参加者で一番年下が自分という事で緊張は

したものの、そこは外大の繋がりということで、温かく受け入れて下さり、

そこで色々な為になる話も聞けたし、刺激になる事ばかりだった。

参加者は様々で、91年卒業生もいれば、07年卒業生もいるし、

ミュージシャンもいれば、代表取締もいる。

名前を聞けば知らない人はいないであろう会社の社長室室長という

肩書の方もいて、本当に面白い顔ぶれだった。

一番嬉しかったのは、その方々がどのような肩書や地位を持っているという

事ではなく、みな一様に「良い顔」であるという事だ。

会社に疲れて項垂れた顔ではない、そこには確かな自信と

適度なバカさ加減(笑)が混じった大人の姿があった。

自分の仕事に誇りを持って、自分の好きな仕事を思い切りやる。

その様な自分に誇りを持った40代になっていたいと思う。


今回の同窓会で出会わなければ、交わることのなかった人と

このように出会うこと。それは偶然かもしれないし、必然かもしれない。

「糸は編むものか、編まれるものか」

答えは分からないけれど、意志を持つ「糸」が

偶然か必然かは分からない「人」や「環境」というものと絡み合い

編みあがって、自分という作品が出来上がると考えると、

非常にワクワクするし、この繋がりというものを大切にしていきたいと

改めて感じた。

久々に聞いた曲もまた、沁みるなー。







2012年2月4日土曜日

ファミコンでなぜWIIのソフトが遊べないのか?








「どうしてファミコンでWIIのソフトが遊べないんだろう?」

そういう事を思う人はまずいないと思う。

答えは簡単で、WIIのソフトはWIIを持っていないと遊べないからだ。

古いハードで新しいソフトが使える筈がない。

この分かり切った事が実際に行われているのが「国の行政」であり、

「大阪都構想」のはじまりだった・・・。


昨今話題になっている橋本大阪市長(前大坂府知事)が掲げる「大阪都構想」。

ニュースで聞いているだけでは表面しか理解できなかった事が、

この本を読んで多少理解出来るようになった。





冒頭に書いた「ファミコン」と「WIIのソフト」の関係は

国や大阪の「体制・構造・仕組み」と「政策」の関係だと橋本さんは言っている。

現在の大阪の行政の仕組みは明治維新直後に創られて以来変化のない

いわば現在における「ファミコン」の様なもの。

そこに「WII」という優れたソフト(政策)を動かそうと思っても不可能で、

現代においては、政策を語るだけでは(ソフトを持っているだけでは)

変化が起きず、変化を起こすためには構造(ハード)を現代にあったものに

作り変えなければいけない。こういった考えが根底にあるという。


「大阪都構想」において橋本市長は大坂都を中心に特別自治区を7~8区

設け、大坂全体に関わる事(インフラ・交際競争等)を都が行い、

予算と責任を振り分けられた各自治区がそれぞれの区できめ細かい

住民サービスを提供するという「役割分担」を明確にするというものらしい。


大きな夢を語ってはみたものの、実現には至らないことの多い民主党政権。

それは政策がわるい云々ではなく、それを実行に移す為の体制や仕組みが

現代に合っていないために意思決定が遅れたり、一つの方向に向かえない

ようにしてしまっている。今は懐かしい小泉元総理の「構造改革」。

政治や利権やしがらみでいっぱいの社会の構造を変えていくのは

並大抵の努力や意志では不可能だけど、橋本さんはそれを一つ一つ

変えていっている。それが正しいのかどうかは今後分かる事だけれど、

想いを実現させる橋本さんの行動力はただただ凄いと思うし、

その思考プロセスは非常に勉強になった。

堺市の事実上「大阪都構想」からの離脱など、問題は多いと思うけれど

自分は橋本さんの活動に注目し、応援していきたいと思う。

2012年1月30日月曜日

何事も裏の世界は面白い

東野圭吾さんの『歪笑小説』

小説作家の現実や出版業界の裏話が

とてもリアルに、でもどこか笑えて、

どこか胸がじんとくる作品だった。

一つ一つの章は短編で書かれているが、

そのどれもが互いに絶妙に絡んでいて、

読んでいて気持ちが良かった。

どんな業界にも、それぞれのしきたりや

ルールがあって面白い。

フィクションだけどノンフィクション。そんな作品だった。

星☆☆☆

3年目研修


先日25日から27日まで3年目の営業研修に行ってきた

今回のテーマは、月次や半期提案よりも長いスパン(年次)

で売上を上げるために、課題抽出やキーアクションの設定、

提案の方法等多岐に渡った。

3年間で自分も色々出来る事は増えていたが、今回の研修で

新しい考え方や発想が学べて非常に良かった。

実務で学ぶ部分も非常に大切だが、常に新しい知識を学び、

新しいものに触れ、それを実社会で試してみるという流れを

つくる事が大事。営業推進部長が研修の最後に仰っていた

「環境は刻々と変わる。だから常に学び続けて、常に自分も

変わり続けないといけない」という言葉が印象的だった。


今回の研修では販売会社社長で執行役員の方もいらっしゃっていて、

お話を伺う事ができた。今まであまり話を聞く機会がなく、

この方はどのような考えを持っているのかと思っていたが、

話を聞いてみて、成程この方は人の上に立つ器だと心底思った。

既製の枠に捉われることなく、新しい事にチャレンジする姿勢や

業界で1位であることに対する責任感、絶対に目的を達成する執念

を学び、自分もより高い次元での意識を持たないといけないと感じた。



一番刺激を受けたのは、やはり同期の仲間で、皆それぞれ想いを持って

仕事を頑張っていたし、自分に足りないスキルを持っていて単純に

凄いなと思ったし、逆に自分も負けていられないと刺激になった。

今回で全員が集まる事は無いけれど、同期の繋がりは大切にしたい。

自分の成長と課題を考えさせられた3日間でした。

2012年1月22日日曜日

Books I've read recently

【スティーブジョブス(I・Ⅱ)】








ジョブスのイノベーションの歴史が理解できる2冊。

この人はまさにイノベーションを起こす為に生まれ、そして本当に

世界の仕組みを変え、世界に大きく影響を与えた。

成功の裏にある浮き沈みや挫折、ジョブスという人間が生まれた理由等

事細かに書かれていて凄く面白いし、自信も完全にmacファンになってしまったw。

生き方という面でも参考になる2冊だった。

【下町ロケット】


直木賞受賞作品。熱いです、非常に熱い。

元ロケットの研究・開発に携わっていた社長が、

ある理由で研究所を辞め、父親の会社を継ぐが、

夢を諦めきれず、ロケット部品の開発を続ける。

その最中に訴訟に巻き込まれたり、社内問題が起こったりと・・・・。

中小企業と大企業の力関係をリアルに描写していたり、

宇宙開発に関して凄く詳細まで記載していて、本当の出来事を読んでいる

ようだった。非常に面白い!この作者は天才だと思う。

最後は本当に気持ち良くなれる作品でした。


本を読むだけでなく、少しずつ自分の成長に結びつけるよう意識したい。

2012年1月21日土曜日

42 years

先日、お世話になった大先輩の送別会に参加した。

送別会というのも、オフィス移動とか部門移動ではなく、

いわゆる「引退」という事だ。

その方は60歳の定年後も、再雇用という形で最後まで

現役バリバリの営業だった。

1970年入社、そして2012年で勤続42年になる。

42年=504ヵ月
42年=15,330日
42年=367,920時間
42年=22,075,200分

これだけの時間を会社に捧げ、会社の歴史を創ってきた人を前に、

その人の偉大さを痛感すると同時に

自分もそういう先輩方の創ってきた歴史を絶やさないように、

さらに発展させられるように、と感傷的になる今日この頃。

2012年1月5日木曜日

Theme for 2012





年が明け、2012が訪れる。

去年もこの時期に新年の抱負をブログに書いていたと思うと、

1年という期間は風のように通り過ぎていってしまうものだと感慨深くなる。

2011年は東日本大震災や不景気等暗いニュースが多かったが、

今年は「辰年」という事で、日本が、世界が良い方向に昇っていくと

信じている。

さて、自分の2011年を振り返ると、良くも悪くも思い切り行動出来て

それが成果に結びついた年だったのではないかと思う。

仕事の結果においても、人間関係にいおいても、自己成長という観点から

も一皮剥けたという実感がある。ただ、まだまだ未熟の身である事は明白で、

だからこそ2012年の目標をクリアにしておこうと思う。


 【2012年のテーマ:挑戦】

この挑戦という言葉の裏には、現状に満足せず常に高みを目指す姿勢、

新しい事にチャレンジする姿勢、新しい事を生み出していく姿勢という意味を込めた。

現在25歳、あと5年で30歳になるという事を考えた時に

ここ5年で本気で会社の流れを若手から変えていきたいと思っているし、

それはほんの少しの意識の変化、環境の変化しか生み出せないかも

しれないが、それでも縁あって入社した以上は何か価値を残したい。

その様な気持ちも込めてこの「挑戦」という言葉をテーマに選んだ。

具体的なアクションは自分の中にあって、ここではあまり触れないけれど

1つ1つの目標を着実に達成していきたいと思う。

その中でも、1つだけ挙げるとするならば「マラソンに挑戦する」事。

まだフルマラソンを走れる持久力も筋力もついていないけれど、

今年中に絶対ハーフマラソンは挑戦し、出来ればフルマラソンにも出たい。

その為の体づくりを一年という期間を通して作っていこうと思う。


明日1月5日より、また仕事がスタートする。

新しい気持ちで仕事を頑張りたいと思うし、少しでも部や

オフィス全体に良い影響を与えられるよう努力していきたい。