2013年5月27日月曜日

営業が売るべきものは






現在、世界中でファンを獲得し年間140万個の売上を誇る

ヒット商品「baby foot」。

TV番組でその成功の秘訣が放送されていた。

ある2人のOLがパッケージから販売戦略まで考えて
(ずるむけコンテストやyoustreamを使った認知拡大戦略
 は秀逸であった。)

【ずるむけコンテスト】
(http://babyfoot-contest.jp/zurumuke/)

少しづつファンを増やしていったサクセスストーリーだが、

自分が心に残ったのはその方たちの考え方だった。

「自分達が好きな商品を、お客さまに伝えたい」

、「自分達が感じた快感を共有したい」という

強い想いがあったからこそ、売れない商品を

大ヒット商品に出来たんだと思う。

商品を売るのではなく、「快感や喜び」を売る。

まさに現在言われている「コト・マーケティング」

の本質がここにはある。

TVCMがどうとか、商品がどうとか、そんな事を

口に出すことは営業として恥ずかしい事であると

学ぶと同時に、もっともっと自分でも現場レベルで

改革出来る部分があると、勇気づけられた。


もっと商品を知り、お客さまを知る。

そして商品を使う事で感じる喜びや感動を売る。

営業としてもう1ステージ上がる為に

日々精進していきたいと思う。












事件は現場で起こっているんだ

先日、仲良くして頂いている美容部員の方々とラウンダーの方

と恒例の飲み会だった。恒例と言っても、中々スケジュールが合わず

半年ぐらい参加出来なかった。

その人達は黄金期の会社を支えてきたメンバーで、

非常に強い想いを持たれている。

話をしていると、自分の原点を思い出す事が出来るし、

又、この人たちと一緒に会社をより良くしていきたいという

気持ちになる。

このように「現場」で働いている人が輝ける会社は

良い会社なんだろうし、そのようにならなければいけない。

データだけでは不十分で、実際に自分で現場に足を運び、

色々な人と話をして、感じて、それを戦略構築に役立てる。

自分も今後、どのような立場・職種になろうとも

この「現場感覚」や現場の大切さを忘れないようにしなければ

と気持ちが引き締まった。

あの有名刑事ドラマで主役が言った一言が頭を過った。








Zlatan and Mourinho

常に結果を出し続ける人から学ぶことは非常に多い。

ただ、それは単純にビジネス書だけから学べるのではなく、

スポーツの世界やアートの世界で活躍するプロからも

新しい考え方や哲学を学ぶ事が出来る。






現在、フランスのパリ・サンジェルマンのエースとして活躍する

ズラタン・イブラヒモビッチが書いた自伝「I AM ZLATAN」は

彼がスウェーデンの単なる悪童だった頃から、プロとしての生活、

結婚やビッグクラブへの挑戦や、自分自身の葛藤まで

彼の視点で赤裸々に語られている。

素行の悪さや、横柄な態度でヒール役として知られる彼だが

そこには自分の信念と、勝利への渇望と、スターとしての責任が

存在し、彼なりにチームを勝利に導く為の「想い」を感じる事が出来る。

プロとして出来る限り上を目指す姿や、自分の役割を理解し、

チームの中心として周りをけん引する姿に刺激を受けた。

恵まれた環境で育たず、自身の才能と努力で世界でも有数の

トッププレーヤーとなったズラタン。

ビジネスの分野で使えるかは別として、その貪欲に結果に

拘る姿勢は勉強になった。まさにスペシャルな選手である。



その彼がスペシャルと言い、サッカーの世界では

今一番有名で、実力のある監督の一人が

「ジョゼ ・モウリーニョ監督」である。




FCポルトを、国内及びヨーロッパチャンピョンに導き、

輝きを失っていたチェルシーを常勝軍団へ変貌させ、

イタリアで存在感に陰りを見せていた古豪インテルを

再びヨーロッパチャンピョンに導き、

スペインの最高のチームの1つレアル・マドリード

をスペインリーグの頂点に再び導いた。まさに

「優勝請負人」の仕事を学べるのがこの1冊。

選手との関わり方、メディアとの関わり方、

圧倒的な知識と戦術理解、相手チームの研究

による勝利への方程式の確立。

ビジョナリーカンパニーにも書いてある

①正しい人を選択し、②規律を作り、

③軸をブラさず、勝利ただ一点に向かう姿勢

はビジネスマンも非常に勉強になる内容だと思う。

トップを取る監督は情熱だけでなく、

知識、戦術・戦略、コミュニケーション全てに

おいて優れていないといけない。

自分も、得意な分野を伸ばしつつ、

足りない分野の知識やスキルを付けなければ。


色々と勉強になる2冊だった。








2013年5月13日月曜日

Vehicle that we enjoy a process of jorney



近年、色々な新しい事にチャレンジする機会が増えたと感じている。

例えば昨年のホノルルマラソン、語学の磨き直し、

新しい事業所へのチャレンジ、肉体改造・・・等。


その中でも一番楽しいと感じる事は「大型二輪免許取得」

に向けたチャレンジだろう。

実際はまだ普通二輪の第一ステージが終わった所だが

本当に楽しい。バイクとは不思議な乗り物だとつくづく感じる。



振り返ってみれば子供の頃、少しバイクに憧れていたし

「いつかは」と思っていた。でも中々その一歩を踏み出す

決心がつかずに気付けば社会人に。

そんな中、友達がバイクに乗り始めたり、姉が一足先に

大型二輪の免許を取ったり、大学の先輩の

ハーレーと色々な旅の話を聞いたり、と色々刺激を受けていた。


更に追い打ちをかけたのは、同じ部で働く大先輩の存在だろう。

彼は奥さんとハーレーに乗る事が趣味で、休みには二人で

ツーリングに行ったり、キャンプをして楽しんでいる。

そんな二人は非常に仲睦まじい夫婦で、バイクがその一端を担って

いるように感じる。その先輩曰く、バイクは車と違って

5感で楽しめる乗り物だから面白いという事だ。

気温の変化や、路面状況、草木の香りをダイレクトに

体で感じる。それを1人ではなく、2人で共有できる事は

すごく楽しいんだと言う。


そんなこんなで、1歩を中々踏み出せなかった自分は

様々な人に背中を押され教習所の門をたたいたのであった。

最初の方は操作に戸惑って難しさを感じていたけれど、

慣れれば徐々にバイクと人が一体となる感覚が分かってきて

楽しくなってくる。

車の運転も楽しいけれど、バイクはそれとは似て非なる物で、

バイク雑誌の言葉を借りれば「車は目的地まで快適に行くことが

目的だが、バイクはその目的地に向かう行程こそが目的である」

ということだ。


又、バイクの教習では車では考えられなかった

生徒同士の「一体感」が生まれている。

将来どんなバイクに乗りたいか、とか教習のここが難しいですよね、

とかそういった話が自然と出来る雰囲気にある。

バイクに乗る人にしか分からないこの「一体感」も魅力の一つだろう。



自分が通う二子玉川の教習所では、その立地ならではのサプライズ

も存在する。それは芸能人がお忍びで通っているという事である。

先日の教習ではある人気俳優さんと一緒のグループで

コースを走った。プライベートまで話しかけられるのは嫌だろう

と思ってそっとしておいたけれど、オーラがあるものだ。


大型二輪への道は始まったばかりだけれど、

一つ一つのプロセスを楽しんで、8月位をめどに

免許取得を目指したい。







 

たった一言は、20年分の想いに勝る

「想い」は行動や言葉になって初めて価値を生む。

そんな言葉の大切さが分かる放送に感動。