2014年8月14日木曜日

北見での4カ月

"There are no facts, only interpretations."

4カ月振り。久々の投稿となった。

ここ北見に赴任してから早4ヶ月が過ぎ、生活にも少し慣れてきた。

北見市は人口約13万人と道内8位の人口規模の町で、

観光地である網走や知床半島、サロマ湖、大雪山等の観光地が近く、

その気候から夏季は陸上選手が合宿を行ったり、大会が開かれたりする。

人口1人当たりの焼き肉店の数は日本一で、至る所に焼き肉のお店があり、

ほとんどはずれはない。その肉の味に感動する人も少なくはない。

また海産物も非常に美味しく、回転すしでも本州とは比較出来ない質である。

北見の中心を走る大動脈、国道39号線沿いには多くのお店が立ち並び、

生活必需品の殆んどはこの町で揃える事が出来る。

イオン等のGMS、TSUTAYA、ユニクロ、マクドナルド等の有名チェーンも

存在し、当初思っていた「何もない町」ではない事は確かだ。
(ただ、面白いかというとまた別の話にはなる)



そんな町で過ごした4カ月を総称すると「仕事漬け」だった。

小さい町で、あまり仕事もなく、自分の勉強に時間を割けると思っていたが、

実際はそうではなく、小さいオフィス程自分でやる事が多く存在し、

同時に今までの「ドラッグストア」のみの営業担当ではなく、

ドラッグ、専門店、GMS、ホームセンターとマルチチャネルを担当している。

新しいチャネルを担当し、学べる事も多くある反面、仕事や雑務も増える。

打ち合わせ資料やセミナー資料の作成、報告物や様々な申請処理、

そして日々の外回りで時間はあっという間に過ぎていく。

入社6年目にして「労働時間」では一番働いているのが今だろう。

それが良いとも思わないし、もっと自己啓発・自己学習の時間も必要。

ただ、本業の仕事を中途半端で終えてしまったら成長は無いし、

ここでの経験をプラスに出来なければ、今後のキャリアにプラスにならない

と思って日々頑張っている。



あまり言うべきではないかもしれないが、オフィスの内部でも様々な問題

が発生しており、外部と内部のストレスで一時は精神的に相当やられていた。

そこから少し回復できたのは「自分の人生を生きる」という事を

意識して行動するようになったからだと思う。

人は精神的に不健康な時、物事をプラスに考えられないし、

物事の原因を他人や環境に求めようとする傾向がある。

他人や環境によって左右されるのは「他人の人生」を生きている

事になってしまう。○○のせいで上手くいかない、と思うのは

きっと自分達が他人のストーリーの登場人物になってしまっている

からであって、自分の意志や理念、目的や目標を明確に持っていれば

自分のストーリーの主人公として生きる事が出来る。

どの世界でも同じだと思うが、「他人がこう言うから」という

受動的な行動原則ではそれ以上の成長はないが、

「自分がこうしたいから」という能動的な行動原則を持っていれば

様々なストレスや逆境の下でも自己を保つ事が出来る。

この環境で改めて自分の軸をブレずに持つ事の難しさや重要性を

学べている事は、自分にとってプラスだと感じている。


「物事には事実は存在せず、解釈のみがある」

というのが自分の好きなフレーズだけれども、

せっかく北見という場所に来たからには、起こった事象を

自分のプラスになるように咀嚼して吸収すべきだし、

余りある大自然に身を置き、そこから学ぶ事も多いと思う。
 


中々頻繁に更新する事は難しい状況だが、

また、このブログを通じて北海道の自然の美しさや

北見の情報を発信出来ればいいと思う。