2014年12月22日月曜日

2014年



残り1週間で2014年も終わる。

毎年毎年、この「1年間」という時間の早さが増してきている気がする。

4月に北見に来てから、ゆっくりと自身とこの1年について考える事が

無かった、と言うよりもそんな時間もないまま日々が流れて行った。


確か昨年の今頃は、海外派遣のプログラムに合格し、13年10月の異動を

楽しみにしながら、日々仕事に励んでいた。

その頃、久しぶりにパートナーが出来、プライベートも充実していたはずだ。


10月に入り、慣れない業務に加え、様々なストレスフルな事象が起こり、

毎日が非常に辛かった記憶がある。自分の力の無さを思い知ったのもこの頃か。

いよいよインドへの出発を控えた3月、インド情勢の変化もあり、

急遽インド派遣が無くなり、代わりに「北見」への異動を告げられた。

当時は自分を全否定された様な気になり、非常にショックで、

出社もしたくない日々が続いたが、それも今では良い思い出かな、と思う。

その半年間で得た事は、単純な業務云々だけではなく、

今後も続くであろう、偉大な先輩方との関係だったと思う。

先輩方から受けた影響は非常に大きいもので、それは今の自身の

後輩に対する考え方や上司に対する考え方に繋がっている。

国際事業部にいた半年間で、良くも悪くも「現実とは何か」という

事を考えされされた。ただの夢想家から完全に離脱した瞬間だった。


そして14年4月、北見の地に降り立った。

そこでも問題は山のようにあった。

仕事もプライベートもかなり廃れた6カ月だったと思う。

気付かされる事、学ぶ事も多い反面、失った物もある。

孤独で、逃げ場の無い環境の中で自分を支えていたのは、

プロとしての責任と、少なくとも自分を必要としてくれる人の存在

だったのではないかと思っている。

10月に入り、チームも新たに入れ替わる。

仕事は相変わらず忙しいが、徐々にチャネル別の営業とは何か

という事が理解出来てきた。自身がやるべき事が形を見せてきている。

「忙しい」 というのは比較出来ない事で、それを言い訳にしてはいけない。

やはりプロである以上、成果を出す事でしか自分の価値を証明できない。

そういう意味では、モチベーション高く仕事が出来ている。


この1年間で、世の中は自分が思っている程綺麗なものではない事が

分かったし、思っている程汚いものでもない事が分かった。

しっかりと現実を見つめる。自身の立ち位置を見つめる。

その中で出来る事を1つ1つやっていく。

そして、その先にあるより大きな目標を見据える。


上手くは言えないが、ざっくり言うと「大人」になった

様な気がしている(何が大人なのか、その定義は様々あるが)。


世の中や会社に辟易する事もあるし、その反面希望に満ちた

未来を描いている自分もいる。

理想を唱えるだけでも、現実を悲観するだけでも

物事を成す事は出来なくて、結局その物事を成すという

強い覚悟と責任を持つ事、高い理想を持ちながらも

しっかりと現実を見つめるバランスが重要だと思う。


その考え方が正しいかどうかは分からないが、

現時点の自分が持つ思考はその様な物になっている。


そんなことは年末にゆっくり考えればいいのか。

今は目の前にある仕事をしっかりやろう。

そして、また来年になったら、新たな目標を立てて頑張れば良い。

 


























2014年12月17日水曜日

raycop



今話題のふとんクリーナー「raycop」買っちゃいました。

その理由は「ふとんをそとに干したら凍る」からです。

中々天日干しが出来ない北海道の寒冷地に置いて、布団を清潔に保つために

買いましたが、かなり良いです。気持ちいいです。

自分の寝ていた布団がこんなにも汚いものだったのか・・・気付かされます。

今後も北海道の情報を伝えていけたらな、と思います。

2014年8月14日木曜日

北見での4カ月

"There are no facts, only interpretations."

4カ月振り。久々の投稿となった。

ここ北見に赴任してから早4ヶ月が過ぎ、生活にも少し慣れてきた。

北見市は人口約13万人と道内8位の人口規模の町で、

観光地である網走や知床半島、サロマ湖、大雪山等の観光地が近く、

その気候から夏季は陸上選手が合宿を行ったり、大会が開かれたりする。

人口1人当たりの焼き肉店の数は日本一で、至る所に焼き肉のお店があり、

ほとんどはずれはない。その肉の味に感動する人も少なくはない。

また海産物も非常に美味しく、回転すしでも本州とは比較出来ない質である。

北見の中心を走る大動脈、国道39号線沿いには多くのお店が立ち並び、

生活必需品の殆んどはこの町で揃える事が出来る。

イオン等のGMS、TSUTAYA、ユニクロ、マクドナルド等の有名チェーンも

存在し、当初思っていた「何もない町」ではない事は確かだ。
(ただ、面白いかというとまた別の話にはなる)



そんな町で過ごした4カ月を総称すると「仕事漬け」だった。

小さい町で、あまり仕事もなく、自分の勉強に時間を割けると思っていたが、

実際はそうではなく、小さいオフィス程自分でやる事が多く存在し、

同時に今までの「ドラッグストア」のみの営業担当ではなく、

ドラッグ、専門店、GMS、ホームセンターとマルチチャネルを担当している。

新しいチャネルを担当し、学べる事も多くある反面、仕事や雑務も増える。

打ち合わせ資料やセミナー資料の作成、報告物や様々な申請処理、

そして日々の外回りで時間はあっという間に過ぎていく。

入社6年目にして「労働時間」では一番働いているのが今だろう。

それが良いとも思わないし、もっと自己啓発・自己学習の時間も必要。

ただ、本業の仕事を中途半端で終えてしまったら成長は無いし、

ここでの経験をプラスに出来なければ、今後のキャリアにプラスにならない

と思って日々頑張っている。



あまり言うべきではないかもしれないが、オフィスの内部でも様々な問題

が発生しており、外部と内部のストレスで一時は精神的に相当やられていた。

そこから少し回復できたのは「自分の人生を生きる」という事を

意識して行動するようになったからだと思う。

人は精神的に不健康な時、物事をプラスに考えられないし、

物事の原因を他人や環境に求めようとする傾向がある。

他人や環境によって左右されるのは「他人の人生」を生きている

事になってしまう。○○のせいで上手くいかない、と思うのは

きっと自分達が他人のストーリーの登場人物になってしまっている

からであって、自分の意志や理念、目的や目標を明確に持っていれば

自分のストーリーの主人公として生きる事が出来る。

どの世界でも同じだと思うが、「他人がこう言うから」という

受動的な行動原則ではそれ以上の成長はないが、

「自分がこうしたいから」という能動的な行動原則を持っていれば

様々なストレスや逆境の下でも自己を保つ事が出来る。

この環境で改めて自分の軸をブレずに持つ事の難しさや重要性を

学べている事は、自分にとってプラスだと感じている。


「物事には事実は存在せず、解釈のみがある」

というのが自分の好きなフレーズだけれども、

せっかく北見という場所に来たからには、起こった事象を

自分のプラスになるように咀嚼して吸収すべきだし、

余りある大自然に身を置き、そこから学ぶ事も多いと思う。
 


中々頻繁に更新する事は難しい状況だが、

また、このブログを通じて北海道の自然の美しさや

北見の情報を発信出来ればいいと思う。





2014年3月29日土曜日

乗り越えていく事

外がだんだん温かくなり、風が気持ちが良い。

ちらほらと桜の花も開花し、季節はすっかり春に向かっている。

この時期になると、何か懐かしい、嬉しいようで少し寂しい気持ちになる。

それはきっと出会いと別れが交錯する季節だからだと思う。


半年前、2年間の海外派遣プログラムに合格した。

汐留の本社ビルの前に立った時、自分が翌年4月に北海道に異動するとは

夢にも思ってはいなかった。

この半年は長いようで非常に短い、それでいて意味のある半年だったと思う。


所属していたチームは皆非常に優秀で、レベルが高く、同時に求められる

パフォーマンスも大きかった。そんな中、中々成果を出す事が出来ない自分に

腹立たしかったし、自分はチームに貢献しているのか?チームに必要なのか?

と自問自答する日々が続いた。

上司やパートナーと上手くコミュニケーションが取れない事もあり、

委縮し、自分がどんどん小さくなって、というよりも萎んでいく感覚だった。

チームの中で期待される事が少なくなり、仕事も徐々に減っていくことは

非常に屈辱的で、同時に自分自身に対して悔しい気持ちにもなった。

ただ自分は逃げなかったし、自分の出来る事でチームに貢献出来る事を

黙々とやろうと、そこだけは頑張ってきたと思う。


そんな中、今回の異動となる訳だが、北海道に行くことになった経緯は、

関越エリアの営業担当だった時にお世話になったGMが、北海道の支社長となり、

自分の事を覚えて下さっていた事、そして成長を考えた時に、

「部下の成長を考えてくれる上司」がいる所という事を考慮した結果だった。

ただ、自分が忘れてはいけない事は、結果として2年間のプログラムから

落選したという事実、そしてチームから必要ではないと判断された事実である。

今回の異動が決定した時に、おかしいじゃないかと色々な所から声が上がったし、

色々な先輩やリーダーの方から励ましの言葉を受けたし、許せないと自分以上に

怒ってくれた人もいた。

でも結果は受け止めなければいけないし、結局のところ、最後は絶対に実力が

無ければ生きていけない。それがビジネスの現実だと思う。

自分は無能だとも思わないし、努力はしてきたつもりだった。

でも、高みを目指すのであればもっと能力を上げなければいけない。


激動の異動劇を終えて見えたものは、意外とすがすがしいものだった。

なぜなら、自分が何が足りなくて、何を学ばなければいけないのか、

ビジネスマンとして何が必要なのかがはっきりとした輪郭を持ったからだ。

この部で仕事をしなければ、この異動が無ければ、そしてその後色々な

方々と話す機会が無ければ、きっとこの事には気付く事が無かった。

生ぬるい環境に甘んじて、「海外経験をした」という薄っぺらいタイトルを

首にぶら下げ、意気揚々と会社生活を送るところだった。

目指すべきところは社内での優劣ではなく、世界の市場で戦う競合と

互角以上に戦える能力と、それに向かう行動なのだと気付く事が出来た。


営業に戻ることによって、もう一度本当に自社がお客さまの為に何が出来るのか、

そういった事も真剣に考え行動していける事は嬉しい事でもある。

物事はプラスに捉えることで、きっとその次の成長に繋がると思う。

自分は東京に帰ってくる年を30歳と決めている。残り2年半。


この2年~3年をどのように過ごすかで、確実にその後の人生は変わると思う。

自分はもう後には引けない。この悔しさを熱量に変え、絶対に実績を残し、

そして自己研鑚を続け、自分がまず目標とするレベルに到達させようと思う。


まずは北海道、北見の皆さんに敬意を払い、好きになり、

とことん貢献していきたい。自分が本当に輝ける場所を探していきたいと思う。


人生は何があるか分からない。それは楽しい事だけじゃなく、辛いこともある。

でも何年かして、ふと振り返った時、この経験をし良かったと思えたらそれでいい。

実際、この半年を振り返り、厳しい環境で仕事をさせて頂いた事に素直に

感謝している自分がいる。


支えて下さった方々に感謝して、そして前を向いて北海道に向かいたい。

これを乗り越えた先に、きっと成長した自分の姿がある事を信じていいる。














































































2014年3月13日木曜日

Toward my growth and next step





As you ( a person who often checked my blog) know, I was supposed to work in India for a year from this October, and I was so excited that one of my goals would be achieved soon.

But I was unexpectedly announced that I would move to Hokkaido as of April 1, 2014. When I heard this announcement from my boss, I felt like " Are you kidding me? I'm in the program that employees are promised to experience to work in HQ for one year and work overseas for another one year." But this really happened.

Maybe there are some reasons why I can't remain a team member in the next term. Truth be told, I was confused, raged at the situation where I was, because I worked hard as a sales person for about five years to get this opportunity and it was gone.

As time passed, I could take this as a chance for my growth. Yes, I did my best at this point and there is no use looking back at the past, and I should NOT look back and regret the way where I moved through since there is no "what if" in our lives. There is only the result based on our action.

I know it'll take few more years to take the same opportunity to work overseas, and I know it's not easy. However I'd like to look forward and concentrate on the reality.

Actually I could learn a lot in this team under my boss and know what the world standard is. On top of that, working in this team was great experience I've ever had.

I'll do my best during the remaining time here, and I need to prepare for the next step soon.

I really appreciate my friends, my girl friend, younger and elder colleagues, and everyone I met in my Tokyo life.

I wanna achieve exceptional results and grow as a business person, and hopefully I wanna come back to this place again to show how much I grow.

Thank you.




2014年2月7日金曜日

You can't connect the dots looking forward you can only connect them looking backwards.

久々のアップデートとなった。

2014年最初の投稿ということで、まず今年のテーマを掲げたい。

昨年のテーマは「挑戦」だった。今年のテーマは「覚悟」である。

それは単なる新しい事にチャレンジしたり、成長したいと単に望むのではなく、

自己実現の為に、他の物を犠牲にしてまでも目標に向かって

これ以上無い程の努力をコミットするという事で、要は人として、

ビジネスマンとして一皮剥けたい、一つ上のステージに行きたいということ。


新しい部署に来て、4カ月が過ぎた。非常に早く感じる。

率直に今の心境を表せば、精神的にきついという事だろう。

営業時代も苦しい事や困難はいくつもあったが、

精神的にここまでやられているのは入社以来初めてだろう。

様々な事が上手く回らずに、今一つ完全燃焼出来ていない感じであり、

自分の出す答えを全て否定されるようで、そこの怖さも感じている。


これを他責にするのは簡単な事だけれど、他人や環境の愚痴

を言う事程空しい事はないし、この問題を解決するのは

自分自身の成長しかないという事も理解している。


このような環境で仕事が出来ている自分は幸せなんだろうし、

そのチャンスを最大限活かしたいと思っている。

だから自分を否定しても、次のステップに行く為に

努力できる部分はすべてやる覚悟で仕事をしたい。


「振り返って、初めて点と点が線として結びついていたことが分かる」

故スティーブ・ジョブスはこのように言った。

この時期を乗り越えた後、振り返った時に、現在の点が

意味のある線に見えている事を信じて

明日からも進んで行きたい。