2012年5月26日土曜日

推奨販売を通して学んだこと

先日、担当店の中での一番店において【推奨販売活動】を行った。 というのも、売上チャレンジの最中で昨年同日の売上が非常に高く、 少しでも売上を作らないと目標達成が困難な為だ。 商材は日焼けどめをメインにご紹介し、ケースバイケースで他の商品も ご紹介していくという戦略で臨んだ。 日焼けどめはシーズンという事もあって、ご紹介すれば購入に繋がるケースが多かったし、 他メーカーさんの商品を手に取ったお客さまには、速攻でお声掛けし、自社商品を買って頂いた。 一日中店舗で声出しをしながら、お店の雑務も少し手伝いながら、洗剤も売りながら(笑)時は過ぎていく。 結果としては、セール期間という事もあり、普段の売の1.5倍程度の売上をあげる事が出来た。 結果も良かったが、何よりお店の信頼を少し高める事が出来た事が今後の活動にとって大きいと思う。 一日店舗にいると、通常の訪店では見えないものも見えてくる。 それはお客さまの流れや波、趣向、行動様式、セール品と通常品の商品回転率の圧倒的な違いなどなど。 販売を通して一番思う事は「販売は楽しい」という事で、それは物を売るというプロセスの中に お客さまとの会話や、笑顔や、感謝などの相互的な繋がりを感じるからだ。 お客さまに良い商品をお勧めして、購入して頂き、キレイになってもらって感謝される。 これが販売の醍醐味だし、同時に感じるのは自社に自信を持ってお勧め出来る商品が多数ある という事の感謝の気持ちだった。 店頭で頑張っている美容部員さんの力も改めて実感出来た。 チームとして売上を取る楽しさも再確認できた。 チームのメンバーの活動を良くも悪くもするのは営業の力 だと思う。自分が頑張るんだと頭でっかちに気負うのではなく、 互いの役割を明確にして協力しながら目標に向かうこと、 そしてその為の巻き込みを担っていく責任を感じながら 残り4ヶ月の活動で形を作り上げていこうと思う。

2012年5月20日日曜日

SNSは○○ほどに気持ち良いコト!?






【SNSでの「投稿」は食事やセックスと似た「ご褒美」を得られる】

という研究内容が、先日ハーバード大学の研究チームより発表された。
( http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2877818/8941706)

人が会話において「自分の体験や習慣を他人に伝える」割合は

30%~40%と言われているが、SNSでの投稿時には

それが80%近くになるという。

そこにきて、facebookの「いいね」ボタンなど押された日には

自己を肯定されたと感じ、これ以上ない至高の喜びになるのでは?

事実、自分もSNSで発した言葉に返信や「いいね」があると

少し嬉しいと感じる。ただ、そこに潜む中毒性や表面だけの

コミュニケーションにならないように気を付けなければいけない。


最近「twitter」では、飲酒運転や万引きの事実をあたかも「伝説」

かのようにひけらかしたり、著名人のプライベートを世間に晒す、

さらには個人情報も公にする等の「モラルの欠如」が多く散見される。

「インターネットリテラシー」という言葉はもはや常識となっているけれど、

多くの人がインターネットは現実の世界とかけ離れた「特別な世界」

であると誤認しているが、そこは現実と確実にリンクした場所であり

自分の発した情報の拡散性は現実の比ではなく、だからこそ

きちんと責任を持って言葉は生まなければいけない。


今回この記事を読んで、こういったモラルを欠いた行動が

ネット上で頻繁に起こっているのか少し理解できた気がする。

それは誰の中にもある「自己肯定」の欲求が

現実の世界よりもネットの世界の方が現れるからなんだろうと思う。

facebookの「いいね」ボタンは、SNS上での発言の中毒性を

助長する一つの機能だと思う。基本的にどのような発言・行動にも

「いいね」がクリックされるし、それが嬉しくて投稿を重ねる人もいる。


人が何処かに必ずもっている欲求がSNS上では多く現れるだけの

ことかもしれないけれど、投稿する事の「快楽」に溺れることなく、

責任を持って発言しないといけないと改めて思った。


こうしてブログを書いている自分自身も無意識に

その「ご褒美」を感じているのだけれど・・。

2012年5月3日木曜日

individualismからcollectivismへ



上の2つのグループはyoutube上で上手く自らをadvertiseしている。

ぜロコストでブランド(人)を認知させるメディアの新しい活用方法だと思う。

正確に言えば彼らは「グループ」ではない。

シンガーソングライターが集結し、一つのグループという体を成している。

「goose house」。彼らが組織するグループの名称である。


元々はソニーウォークマンの「play.youプロジェクト」の一環として

集まったシンガーソングライターがプロジェクトを終え、自らが

新しく「goose house」という集団を企画したという経緯らしい。


現在、youtube上ではアーティストのPVやライブ映像の他に

「弾いてみた」や「歌ってみた」「踊ってみた」など素人による

演奏、パフォーマンス動画も多数アップロードされていて、

 最近で言うと、越山元貴さんがyoutubeの口コミで話題となり


メジャーデビューしている。



goose houseの上手いところは、自分達のオリジナル曲ではなく、

まずはじめに有名なアーティストの「カバー曲」を演奏することで

自分達の動画の閲覧数を上げ、その動画の中でライブの告知を

絡ませたり、関連動画として自分達のオリジナル曲も聴いてもらえる

「仕組み」を構築している点にある。

ひとりひとりの知名度やブランド力は無くても、goose houseというブランドを

認知してもらい、そして個人個人の事も知ってもらう上手い手法だと思う。


ビジネスの世界においてもcollectivismは徐々にメジャーになっていて、

Tポイントに代表される「共通ポイント制」も互いの相乗効果を狙った

ものだし、コンビニの「ATM」や「宅配サービス」「チケット予約サービス」

などは、初期投資こそかかるものの、そこに利便性を求めるお客さまを

集める事が出来る。

ネットの世界ではzozotownという様々なブランドのお店の集合体

で仮想ショッピングモールを作り、ただの「ネット販売」でなく

買い物を楽しむという「価値」を提供し成功を収めている。


キットカットやネスカフェでお馴染みの「Nestle(ネスレジャパン)」も

「ネスレアミューズ」という自社商品のネット販売+他企業との

コラボレーション企画を含んだサイトをオープンさせている。


自社も今年4月より新たにネット上で仮想店舗を立ち上げ、

様々な企業とのコラボレーションでお客さまに

「モノ」でなく「コト」を提供するプラットフォームビジネスをスタートさせた。

これからは確実に一つの企業で完結する事よりもコラボレーションや

事業提携・技術提携などcollectivism、即ち共生主義的な流れが主流になる

と個人的には思うし、既にその様になってきている。


コラボレーションにより、新しいアイディアが多数生まれてくる時代。

だだ、その前提条件としては集合体を形成する「個」の質が

高くなければ集合体も良くはならない。

その「個」も人の集合体であって、その人ひとりひとりの質が

高くなければ企業としての価値向上は望めない。

そのような事を念頭に置き、自分も価値向上に貢献できるよう

自己研鑚していきたい。






受け継ぐもの、自分の原点。


最近嬉しい話題が1つあった。

それは自分と親友のひとりが毎年行ってきた(2009-2011)

外大work shopが今年は後輩によって企画されて、そのイベントに呼ばれた事。

そもそものきっかけは、大学時代に留学を経験し、人として成長出来た

経験を後輩に伝えたい、後輩にも留学をもっと実りのあるものにしてほしい

という熱い想いで始めたものだった。社会人になってからは就職活動の事や

社会人として学んだ事(自分もまだ未熟だけれど)を後輩に伝える内容になっていった。

そこには自分の同期や先輩、そして後輩も協力してくれて毎年恒例のイベント

となっていた。ただ、今年は良い流れを自分達だけで作るのではなく

後輩に受け継ぎたいという想いで、それを託していた。

それがここにきてようやく形になってきた事は、自分も非常に嬉しく思う。

このイベントの何より良い点は、自分の経験を学生に伝えるという部分よりも

モチベーションの高い仲間と集まり、熱い話をすることで

自分自身のモチベーションを上げる事が出来たり、新しいアイディアを

自分の中に持つ事が出来る点で、正直楽しみの半分はそれだったw。


学生時代は自分の思考形成の原点であり、大学・BSG・CIE・留学イベントも

自分の大切は原点になっている。

その原点を受け継いで、また新しい流れを創ってくれる後輩に感謝だし、

自分も後輩に負けないように日々の仕事を頑張ろうと思う。

大学の後輩だけでなく、現在のオフィスにいる後輩にも良い影響を

与えられる先輩にならなくては・・・・まだまだ。