2011年12月12日月曜日

アジから教わる

土曜日に先輩と上司と定例の釣りに行ってきた。

今回はアジが大量に釣れて、多分50~60匹だと思う。

上司は結構大きないなだ(ブリの仲間)も釣って

今年最後の「釣り納め」は上々の結果となった。

分けてもらったアジは25匹くらいで、そこまでは良かったけれど

捌くのがびっくりするくらい時間がかかって大変だった。

初めて魚を三枚におろしたが、最後の方はちょっと上手くなっていたw。

自分で釣って、捌いて、調理して、それを食べる。

「命あるものを食べることで、自分が生きている」という

よく本にあるような一節が体感出来て良かったし、

日本語の「いただきます」という言葉も単純な言葉に終わらせず、

感謝の念を持たないと駄目だなーと、勉強になった。

命を食べているという意識があるからこそ、無駄な殺生はしないし、

その食材を無駄にしないという行為になるんじゃないか。

野生の動物や、昔の日本人はそれをよく知っている。

若い世代は特に、いわゆるend productの状態でしか食物を知らない

人が多いし、その食物も苦労せずに手に入る。そこに感謝の念は生まれないと思う。

年間約5600万トンの食糧を輸入し、その3分の1に当たる1940万トンを廃棄

し、それは途上国の5000万人分の食糧に匹敵する(ネットワーク「地球村」より抜粋)

という日本の環境からも、自分が必要な分だけを購入し、それを無駄にせず

食べないといけないし、自分も反省しないといけないと思った。



と堅い話になったけれど、最後は釣った魚を美味しく頂きました。
技術が無いので多くの身を残して捨ててしまってごめんなさい。




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