2010年11月22日月曜日

seize the day 

日本人の死亡原因の第一位のがん。
そして早期発見によりもはや「不治の病」
ではなくなったがん。
今日のニュースで先進医療により、
服を着たまま、レーザーを癌にピンポイントに照射
することで癌を治療できるということを知った。

ただそういった治療を受けられるのは「莫大な医療費」
を負担できる一握りの患者、または先進医療保険に
入っている患者に限られる。
日本政府としても今後増加することが確実な国の医療負担額を
賄えなくなる恐れから、公的な保険で適用する事は
極めて難しいという見解がある。




「ブラックジャックによろしく」というマンガを思い出してみる。
ある話に癌を宣告され、治る見込みがないと言われた母親が
がんの治療を放棄し、家族と一緒に過ごす時間を選択する、
というものがある。

がんの患者さんとその家族は選択をしないといけない。
それは病院で治療を続けていくのか、余命を有意義にしたいと
自宅に戻るのか。治療を行う際にどの治療にするのか、
それは金銭的にも莫大な治療費を払う家族の負担も考慮に
入れつつ、当人に出来るだけ良い医療を受けさせたいという
ジレンマも含まれるだろう。

家族にとって、徐々に弱体化していく家族を見ることは
非常につらいだろうし、本人も自分の体が日々がんにより
侵されていくことは怖いと思う。
自分ががんになったらどうなのか?それはなってみないと
わからないけれど、自暴自棄にはならないまでも怖いと思う。

人間はいづれ死を迎えて、それは人それぞれの寿命が決まっていて
そこに向かっていっているのか、それとも日々の行動、環境の
積み重ねとして結果として起こるものなのかは分からないけれど、
そう考えた時に今の自分は日々を大切に思い切り生きているんだろうか。
とふと思う。

仕事だけでなく、プライベートも恋愛も、友人との時間も、家族との時間も
もっと「全力」でぶつかっていかんとあかんなー。と感じた。

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