2013年2月11日月曜日

Apple map vs Google map

iphoneユーザーにとっては衝撃的な事件だっただろう

アップル社による「地図アプリ問題」は一時の盛り上がりから

少し落ち着きを取り戻している。


OSのアップロードにより生じた「最低の地図アプリ」は

多くのユーザーからの非難を浴び、アップル社は異例の他社アプリの

使用を奨励を行う等の処置をとっていた。

その背景には数兆円規模に拡大した「地図関連事業」やgoogleが得意とする

顧客情報やその情報分析による新たなビジネスチャンスという

「果実」をアップル社が狙ったという経緯がある。そのクオリティーは

地図アプリとして最低限の機能も果たしていないお粗末なものだった。


普通に考えると、google mapの圧勝だし、自分も即刻アプリをダウンロード

した訳だけれど、1つだけApple mapの「すごい!」と思うことがある。

それはApple mapの機能の一つ「カーナビ機能」である。

これは文字通りカーナビ機能な訳だけれど、以前の様なGPSの

位置情報を用い、「青い点が地図上を動き回る」というものではなく

実際のカーナビの画面が現れ、音声案内も行ってくれる。

「産業道路」を「さんぎょうみちみち」などと少々日本語がおかしい部分

もあるが、実際に使用してみると不便な事はない。

交差点の名前の表記等もある訳ではないが、音声案内の指示も細かく、

道に迷うことはない。実際のカーナビから無駄をそぎ落としただけの

非常に優れた代物だと思う。


自分の推論だが、アップル社は地図アプリをOSに組み込む際、

このカーナビ機能という他社アプリにはない「新しい」機能に注力し

それに満足してしまったのではないかと思う。

カーナビの音声案内なら、必要以上の情報はいらない。

だから交差点の名前や建物の名前も必要ではないと判断したのでは?

と思わざるを得ない。

自分としては最初からgoogle mapを標準装備させ、プラスで

アップルの「カーナビ機能」として世に送り出せば良かったのにな・・・と思う。














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