2013年2月19日火曜日

会社が変わる時、人が変わる時

先日の土曜日、会社の組合が主催する「営業勉強会」に参加した。

自分の2つ上の先輩が小さなコミュニティーで始めた勉強会が、

その支社を巻き込み、そして組合をも巻き込んで実現した。



自分は「自分の行った行動が少しでも世の中の為、人の為になる」

という想いを持ってこの会社に入ったし、会社に入ってからは

古い体質の会社を、個の力を持って全体に良い影響を与えられるように

行動しようと努めてきた。自分の未熟さを棚に上げて。

でも、中々変わらない環境や人に 少々辟易していた。


そんな最中、組合のチラシで見た

「がんばれば出来る、そんな時代じゃない」のフレーズに

これは面白そうだと応募して、今回の機会を得た。

講師となる先輩は前述の通り、2年先輩(6年目)の男性。

自身も入社して、右も左も分からない中、自分なりの

結果を出す方程式をあみ出し、5期連続で予算達成をしている。


 学んだ事を要約すると、古くから蔓延していた「○○を徹底する」とか

「○○を確実に行う」「とにかく頑張る」といった精神論ではなく、

期首に緻密な数字の組み立てと見込みを行う事により、

予算達成に向けて確実な着地が出来るようになるといったものだった。

理論だけでなく、実際にエクセルを使用した実習等もあり、

業務に活かせる部分も多かったのが非常に良かった。



今回の勉強会に参加して素直に思う事は、

この勉強会は今後入社する全ての新入社員にもやるべきだ

という事。そのくらい、営業理論として確立されていた。

様々な業界で期末偏重型の売上が発生している。

期末に足りない数字を押し込む、悪しき習慣である。

営業はその原因を高すぎる目標のせいにしたりする。

確かに、妥当性のない予算の組まれ方をする時もある。

でも実は、そのようになってしまったのは、

確実に予算を達成できるストーリーを描けなかった、または

その実力を持たない営業自身にあるのではないか、

と今回の勉強会を通して思った。

自分達のスキルを上げれば、 業績は変わるだろうし、

会社は現場から変えられる。そう自信を持つ事が出来た。

気持ちや熱意だけでは変化を起こせない。

知識や理論、行動力が無ければならない。

ただ、会社が変わる時、人が変わる時、その原動力となるのは

本当に変化を起こしたいという覚悟に他ならない。

今回参加したメンバーからもその様な想いを感じ取れた。

こんなに熱い人が沢山いる事も嬉しかったし、

この会社に入って間違いでは無かったと思う。


偉そうな事を言っているが、残り僅かな今期、

まずは自分の与えられた責任を果たせるように、

行動したいと思う。


































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