2011年7月31日日曜日

Butterfly Effect Caused by Individuals






バタフライ効果~Butterfly Effect】:
カオス力学系において、通常なら無視できると思われるような
極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のことを指す。
(quoted from Wikipedia)

一人で物事を成し遂げる事は出来ないし、

組織も人の集合で成り立っている。先日世界一になった「なでしこJAPAN」

も技術以上のチームワークがあったからこそ掴み取った勝利だと思う。

組織に属していると、自分がやっている事がそこまで大きなインパクトを

与えてはいないんじゃないか、と思うし、

実際営業の立場から言うと、1人の担当がミスをした所で会社は潰れない。

でも一つ確かな事は、強いチーム・組織は例外なく「個」が強い。


自分一人が与える影響、それ自体は小さいが、

その一人の行動によって引き起こされる「連鎖的反応・効果」

は実は非常に大きいものだと思う。

例えば自分を人として好きだと思ってくれる人は、自分の会社の商品を

買ってくれるだろうし、その人がbuzzによって商品を友達に、

そのまた友達に、という輪が繋がれば自社商品のファンが増える。

得意先に対する対応も同様。自社商品だけでなく、

自分というブランドを好きになってもらえれば、協力体制を築けるし、

従業員さんも、回りまわって自社商品の「お客さま」だから

プライベートで商品を買ってくれるかも知れない。

すなわち、その個人の「人間力」によって周りの環境に与える

影響に大きな差が出来る。なーんて思う。

大きな組織になればなるほど、きちんとしたシステムが構築され

社員はそのシステムに従い効率的に仕事を行う事が出来る。

だからシステムが優れている事に越したことはない。

でもやっぱり最後は「個」の力なんだと思う。

システムがあるから個の力が活かせるんじゃなくて、

個の力があるから、そのシステムが活かせるんじゃないのか?

会社の不備、システムの不備を嘆く前に、もう一度自分を

磨き直す事こそがより強いチーム・組織を創っていく原動力だと思う。

会社が人を魅力的に育てているのではなく、

そので働く人の力が会社を魅力的にしている。

一人ひとりが自分の仕事に誇りと価値を感じ、自分を磨けば

組織は絶対より良くなる。

世界の反対側で羽ばたいた蝶の風が、こちら側で台風を引き起こすかも

知れない。それは不確定要素だけれど、

もし自分の言動がその「バタフライ効果」にあてはまるとすれば

今以上に責任を持って取り組んでいきたいと思う。













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